クイズや実験で学ぶ“水の大切さ” 千葉県八街市の小学校で出前授業!

クイズや実験で学ぶ“水の大切さ” 小学校で出前授業!

 クイズや実験を通じて、子どもたちに水の大切さを知ってもらう出前授業が、6月20日、千葉県八街市の小学校で開かれました。

 「こども環境教室」は、子どもたちに節水や自然環境の大切さを学んでもらうことを目的に、県環境保全センターが毎年開催しています。
  20日は、八街市立朝陽小学校の4年生29人が参加し、北村市長も子どもたちが出前授業を受けている様子を見守りました。

 子どもたちは、微生物を利用し水を綺麗にする浄化槽の仕組みをプリントやクイズ形式で学んだほか、食器を洗う前に汚れをふき取ることで使う水の量がどれだけ減るかを実験するなど、楽しみながら水の大切さを学びました。

 クイズ内で、家庭内で最も汚れている水を出す場所が台所だという答えが出た際には、児童たちから驚きの声が上がりました。

一般社団法人千葉県環境保全センター 伊藤 公一 理事長
「子どもたちには、千葉県という自然豊かな環境をより大切に、そして環境に対する意識を持っていただき、未来につないでもらいたい」

参加した児童は―
「多くの人々の努力で、きれいな水を使えていることを知れた」
「家でも水の使い方について心がけたい」

 県環境保全センターによりますと、2023年度は県内の7つの小学校で出前授業を行う予定で、今後も子どもたちに自然環境を守る大切さを伝えていくということです。

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