千葉・富里市 旧岩崎久彌末廣農場別邸公園で小学生がヒマワリの苗植える

末廣別邸公園 小学生と一緒に「ヒマワリ畑」を

 旧三菱財閥3代目の総帥、岩崎久彌が昭和初期に建てた別邸で、いまは公園として活用されている畑に6月20日、地元の小学生たちがヒマワリの苗を植えました。

 この催しは小学生たちにヒマワリ畑を作る自然体験活動を通して、昭和初期の上流階級の別邸として高い歴史的価値を持つ、旧岩崎久彌末廣農場別邸公園の歴史を学んでもらおうと、千葉県富里市が企画したものです。

 20日は地元の富里小学校の5年の児童約100人が、市の職員から公園の歴史やヒマワリの苗の植え方について教わり、一つひとつ丁寧に500本の苗を畑に植えていました。

 富里市によりますと、21日は、小学4年生と6年生の児童、約200人が1000本の苗を植える予定で、ヒマワリは8月から9月にかけて見ごろを迎えるということです。

児童は
「みんなに見てもらえるような、きれいなヒマワリになってほしいと思って植えた」

「穴を掘るのと苗を立てるのが難しかった」

「育つのが楽しみ、またやってみたい。夏休みに家族と見に来る」

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