前の車との距離詰め走行、横浜市内のETC不正突破疑い トラック運転の男を逮捕

前方のトラックとの距離を詰め、高速道路の自動料金収受システム(ETC)を通過し通行料金を支払わなかった疑いのあるトラック(県警提供)

 前方のトラックとの距離を詰め、高速道路の自動料金収受システム(ETC)を通過し通行料金を支払わなかったとして、神奈川県警高速隊は19日、道路整備特別措置法違反(不正通行)などの疑いで、石川県野々市市、自営業の男(61)を逮捕した。 

 逮捕容疑は昨年10月20日午後10時55分ごろ、横浜市内のETCが設置されている料金所をトラックで不正に突破した、としている。

 県警は今年5月、不正通過を主導したとして、男が勤務していた運送会社社長の男(55)=愛知県=を、同法違反容疑などで逮捕していた。

 2人が働いていた会社は、兵庫県や愛知県の中古車オークション会場で販売された車を千葉県などに運転して輸送する仕事で、1台当たり通行料金を含めて約4万円で請け負っていたという。

© 株式会社神奈川新聞社