G7サミットから1か月が経ち、世界から注目が集まる広島の芸術や文化を紹介する特設サイトを、Google（グーグル）が開設しました。
サイト開設を記念したオープニングセレモニーが20日、平和公園近くの「おりづるタワー」で開かれました。
広島特設サイトは、世界3000以上の芸術作品や文化遺産をオンラインで見ることができる「グーグル・アーツ＆カルチャー」に開設されました。
近藤志保 記者
「広島の特設サイト内でカテゴリーをチェックすると、広島のディープな魅力がデジタル展示で見られます」
サイトでは文化・芸術・食・歴史の4つのカテゴリー別に、おなじみの名産品や知る人ぞ知る工芸品の背景など、20を超える特集ページが掲載されています。
広島は、原爆が投下された歴史的背景があることや、サミット開催で注目が集まったことなどから、日本で初めてとなる地域の特設サイトがつくられました。
サイトのトップページの画像は、広島のイラストレーター・カミガキヒロフミ さんが手がけました。
イラストレーター カミガキヒロフミ さん
「グーグルが広島のサイトを紹介するって、すごいなって。それプラス、これをぼく以外のほかの人に描かせたくないっていう…」
広島県 湯崎英彦 知事
「今ちょうどG7で世界にいろんな情報が発信されたところなので、そこに追い風を受けて、さらに発信できるというのは われわれとしてもありがたい」
サイトは、無料の専用アプリをダウンロードするか、「グーグル・アーツ＆カルチャー」のページから見ることができます。
