後楽園を県境越えた出会いの場に 岡山、鳥取両県が7月婚活催し

後楽園鶴鳴館

 岡山、鳥取両県は7月22日、合同の婚活イベントを岡山市の後楽園鶴鳴館で開く。県境を越えた出会いの場を提供しようと、昨年8月の両県知事会議での合意に基づき初めて企画した。

 30~45歳の独身男女が対象。自己紹介した後、扇を投げて的に当てる投扇興を体験したり、フリータイムで園内の散策を楽しんだりする。

 午後0時半~3時半。参加費は男女とも2千円。定員は両県合わせて男女各15人の計30人。7月3日までに岡山県が運営する結婚支援システム「おかやま縁むすびネット」のホームページから申し込む。応募多数の場合は抽選。

 県は2017~20年度にかけ、広島県と合同で婚活イベントを開いており、連携は2県目。

 岡山県では23年度、少子化対策を最重要課題に掲げており、県子ども未来課は「出会いを後押しする施策を充実させ、結婚への機運醸成につなげたい」としている。問い合わせは、おかやま出会い・結婚サポートセンター(086―236―0802)。

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