失業率、前月と同じく3%を維持

特区政府統計処は6月19日、2023年3~5月号の失業率(速報値)を3・0%と発表。前月発表(2~4月)と同じだった。中でも建造、卸売り、ヒューマンヘルス活動、ソーシャルワーク活動業界での失業率下降が目立った。一方、不完全就業率は1・2%で前月発表と同じだった。就業者数は約1万7900人増えて約367万3800人。労働人口は約1万6700人増えて約378万7000人。失業者数は約1300人減って約11万3100人となっている。消費および観光関連業界(小売、ホテル、飲食サービス業)を合わせた失業率は前月発表と同じ4・2%。うち小売業は3・8%、飲食サービス業は4・8%で、いずれも前月発表と同じだった。一方、ホテル業では失業率が同0・4ポイント下がって3・5%になった。特区政府労工及福利局の孫玉●局長は今後の展望について、香港の経済活動の回復に伴い、労働市場は今後さらに一歩改善するだろうと述べた。【●=草かんむりに函】

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