葛西神社です【駅ぶら05】京成金町線299

※2023年3月撮影

トップ画像は、葛西神社。1854年(嘉永七年)に建立された正面鳥居。

境内に入るとさらに大鳥居があります。高さは約9m。1929年(昭和4年)建立。

※2023年3月撮影

手水舎で手口を清めます。神社の方が作業をされていたのでお手洗いを尋ねたら「平日は施錠してます」と言われお借りできませんでした。この後、尿意で死ぬほど辛かった・・・。【駅ぶら】で散歩していると極稀にこの様な事態になります。

※2023年3月撮影

本殿にご挨拶したかったのですが、トイレを我慢していたので撮影のみ。経津主神、日本武尊、徳川家康公の三柱が奉祭されています。

※2023年3月撮影

境内社、左が稲荷神社、右は安政五年(1858年)建立の諏訪神社。

※2023年3月撮影

招魂社、戦死された金町の二百有余柱が祀られています。合掌。

※2023年3月撮影

大慌てでトイレを探していますが、葛西神社西の旧水戸街道沿いにポツンと青面金剛の庚申塔がありました。

※2023年3月撮影

かろうじて文政二己卯と判読できました。1819年頃。江戸では町人文化(化政文化)が咲き誇った時代でした。この地の方々は闇夜に何を祈願したのでしょう。

※2023年3月撮影

大通りの手前にこんな醫院がありました。既に閉じられている様ですが、文字は見事な鏝絵(こてえ)と思われます。左官職人さんの素晴らしい技術です。緊急事態でなければじっくり細部を眺めたいところでした。

※2023年3月撮影

旧水戸街道を歩いています。郷社葛西神社の碑。陸軍大将林銑十郎敬書とあります。

※2023年3月撮影

町中ですが悪夢の様に公衆トイレもコンビニエンスストアも見当たりません。これまで歩いて来た経路でも眼にしませんでした。散歩される方はご注意ください。祭日なら葛西神社でお手洗いが拝借できます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料:『京成電鉄85年の歩み』(1996年/総務部編)『京成電鉄100年の歩み』(2009年/経営統括部編)他

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