リーグ戦再開でもスタメン継続だ!岡田監督が森下翔太と両翼で同時起用示唆した大山悠輔&佐藤輝明に並ぶ阪神を支える存在に成長期待の強打者とは!?

前川右京が打撃好調でリーグ再開後もスタメン継続へ

6月20日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「3番・右翼」で先発出場した前川右京は、3打数1安打1打点2四球。チャンスを演出するヒットを放つなど、岡田監督が視察する中、打撃好調ぶりを披露し、リーグ再開後もスタメン継続へアピールした。

5回、ノーアウト1塁の場面で打席に立った前川右京は、オリックスバファローズ3番手・佐藤一磨の3球目125kmスライダーをライトへ運び、ノーアウト1、2塁のチャンスを演出。しかし、森下翔太がダブルプレーに倒れるなど後続が続かず、この回は無得点に終わった。

1回にフォアボールも奪った前川右京は、6回にも2アウト満塁のチャンスの場面で、押し出しのフォアボールを選び、1打点を稼いだ。

守備では7回2アウト1、2塁のピンチから桐敷拓馬が山足達也にライト前ヒットを浴びるも、捕球した前川右京がライトから強肩を発動し、本塁へワンバウンドの好返球で二塁走者を刺す好プレーを披露した。

攻守で好調ぶりを披露した前川右京に対し、岡田監督も納得の表情を浮かべ、リーグ戦再開後から不調のノイジーに代わり、森下翔太をレフト、前川右京をライトへ据える両翼に若手のホープを起用する新プランを明かした。

前川右京は5月30日に1軍初昇格を果たし、交流戦で1軍デビュー。12試合に出場し、打率.256をマークするなど結果を残し、岡田監督から右投手の時はどんどん使うと1軍継続起用を明言されていた。試合前には5月度「スカパー!ファーム月間MVP賞」を受賞した前川右京への表彰式が行われた。

前川右京には、森下翔太と共に、昨シーズンから横浜スタジアムで10連敗中の阪神タイガースに勝利をもたらす活躍を披露し、大山悠輔、佐藤輝明に並ぶ阪神タイガースを支える存在に成長してもらいたい。

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