たこ焼き器でスイーツが作れる!? 子どもと楽しめるレシピ3選

週末やイベントのお家ご飯で活躍する“たこ焼き器”。普段たこ焼きを作ることはあっても、それ以外の用途がなく出番が少ないですよね。

また、たこ焼き器を買いたいなと思っているご家庭でも、たこ焼きを作る以外の用途がないと買うのを悩んでしまいます。

そこで今回は、たこ焼き器で作れるスイーツを3つ紹介します。

どれも子どもと一緒に作れるので、雨の日のお家時間にもぴったりですよ。

ホットケーキミックスで「ベビーカステラ」

屋台で定番の「ベビーカステラ」。自宅でも簡単に作ることができちゃいます!

材料(約30個分)

☆ホットケーキミックス…150g

☆牛乳…120cc

☆卵…2個

☆みりん…大さじ1

☆はちみつ…大さじ1

・サラダ油…適量

作り方

1.ボウルに☆の材料をすべて入れ混ぜ合わせる

2.1を注ぎ口がついた容器に入れる

3.たこ焼き器に油をひき180度に温める

4.たこ焼き器の穴6分目を目安に生地を流し込む

5.生地の表面にぷつぷつと穴が開いてきたら竹串を使って生地を取る

6.同じくぷつぷつと穴が開いた生地に重ねる

7.140度に温度を下げしばらく加熱し中まで火を通す

全体に焼き色が付いて火が通ったら完成!

サラダ油を多めにすると、外はカリっと中はふわっとしたベビーカステラに仕上がります。生地を流し込みすぎると、膨らんだときに丸くならないので気をつけてくださいね。

出来立ての熱いうちに食べられるのは、たこ焼き器で作るメリットです。

そのままで食べるのはもちろん、粉糖やチョコシロップをかけると、味変にもなって子どもも喜びそうですね。

冷凍パイシートで「フルーツパイ」

ハードルが高めなパイは、冷凍の食材を使うのがおすすめですよ。

材料(約10個分)

・冷凍パイシート…1枚

・冷凍フルーツ…適量

作り方

1.解凍した冷凍パイシートをたこ焼き器の穴より少し大きめにカットする

(余った切れ端も組み合わせて1つにできるよ!)

2.加熱していないたこ焼き器にパイシートを敷いていく

(膨らんだときのために隣1つ空けておくのがおすすめ!)

3.2に冷凍フルーツを入れていく

4.パイシートの四隅を中心に向かって畳んで口を閉じる

5.フタをして170度で10分ほど加熱する

(フタがない場合はアルミホイルをかぶせるなど、代用でもOK!)

6.底に火が通ってきたらひっくり返して表面に火が通るまで加熱する

焼き色が付いたら完成! フルーツの酸味とパイ生地のバターの塩気がマッチしていました。サクサクした食感は、たこ焼き器で焼いたとは思えないほど本格的な味わいです!

夏はアイスクリームを添えてもおいしいですね。今回は冷凍フルーツを使いましたが、チョコレートで作るのもおすすめですよ。

白玉粉で「ゴマ団子」

中華スイーツの代表的存在「ゴマ団子」。鍋で揚げずに、たこ焼き器で手軽に作ることができるんです!

材料(約15個分)

・白玉粉…150g

・水…140cc

・こしあん…約50g

・白ごま…適量

・サラダ油…適量

作り方

1.ボウルに白玉粉と水を入れて混ぜ合わせる

(少し水分多めの方が白ごまがつきやすいよ!)

2.たこ焼き器の穴より少し小さめの団子になるよう生地を取り平らにする

3.団子生地の中心にあんこを置く

(あんこは多めの方がゴマ団子感が出るよ!生地から少しはみ出してもOK!)

4.あんこを中に押し込むように丸める

(あんこがはみ出ていても気にしなくて大丈夫!)

5.表面に白ごまをつける

(つきにくい場合は少し団子を押し付けるとくっつきます!)

6.サラダ油を入れたたこ焼き器を170度に温める

7.たこ焼き器にゴマ団子を入れて焼いていく

(焼け具合を見て140度~180度の間で調整してね!)

8.生地が少し膨らんで、表面のゴマに焼き色が付いたら完成!

外はカリっと中はもちっとしたゴマ団子ができました。団子の生地が多いと白玉団子っぽさが強くなるので、薄い生地にあんこをたっぷり入れるのがポイントです。

通常のゴマ団子と違い油が控えめなので、ヘルシーなのもよいですね。

まとめ

子どもは成長にともなって、自発的にお手伝いをしたがるようになります。 しかし、料理の内容によってはお手伝いが難しく、すすんでお願いしにくいこともありますよね。 今回紹介したたこ焼き器を使ったスイーツは、丸める、乗せる、転がすなど、子どもでも簡単にお手伝いができるものばかりです。 たこ焼き器は高温になるため、やけどには注意しながら家族で楽しい時間を過ごしてくださいね。 文/丸山希

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