「じまんの家族」生き生きと 新報ギャラリーで図画・作文展 「母の日」コンクールを継承

 第61回「じまんの家族図画・作文コンクール」(主催・リウボウインダストリー、琉球新報社、共催・県造形教育連盟、後援・県教育委員会、特別協賛・NTT西日本沖縄支店)の優秀作品展が20日、那覇市泉崎の琉球新報本社2階にある琉球新報ギャラリーで始まった。入場無料。25日まで。最高賞となるNTT西日本沖縄支店賞、特賞、優秀賞の受賞作品180点を展示している。

 同コンクールは昨年60回の節目を迎えた「母の日の図画・作文コンクール」の趣旨を引き継ぎながら、近年家族の在り方が多様化していることを踏まえ、名称を「じまんの家族」と変更した。

 オープニングセレモニーで琉球新報社の松元剛常務、NTT西日本沖縄支店の古江健太郎支店長、リウボウインダストリーの高岡義泰取締役営業本部長兼店長と、NTT西日本沖縄支店賞を受賞した金城陽奈太さん=牧港小2年、井川輝夫さん=城岳小3年=がテープカットした。

 金城さんは家族で大阪のテーマパークに行った様子を描き、井川さんは4人の祖父母への思いを描いた。松元常務は「どの作品も大切な家族への感謝の気持ちにあふれ、子どもたちの素直な感性が生き生きと表現されている」と多くの来場を呼びかけた。

(座波幸代)

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