「子どもたちに郷土愛を」 栃木県・鹿沼市の学生団体が"自作の絵本"を寄贈

 子どもたちに郷土愛を育んでもらおうと、鹿沼市に住む学生で作る団体が20日、自分たちで制作した絵本を市内の小学校に贈りました。

 絵本を寄贈したのは鹿沼市の学生団体「かぬま便」です。

 鹿沼中央小学校で行われた寄贈セレモニーでは、かぬま便が子ども向けに制作した絵本「さつきちゃんのかぬま食堂」35冊を、市内の小学校や図書館などに贈りました。そして、1年生の児童たちに絵本を読み聞かせました。

 かぬま便は、成人式の実行委員会を務めたメンバーを中心に2021年に結成された団体で、鹿沼市の魅力を若者の視点で発信しています。

 絵本はその一環として、鹿沼市の特産品を子どもたちにもわかりやすく伝えようと作られました。児童たちは読み聞かせにしっかりと耳を傾け地元の魅力を確認していました。

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