二十四節気の一つで、一年で最も昼の時間が長くなる「夏至」の21日、岡山県内は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り空が広がった。
各地の最高気温は、岡山市中心部25.8度、倉敷市25.2度、津山市23.7度、新見市千屋21.1度―など。全16観測地点で平年を3.9~2.0度下回り、5月上旬~下旬並みだった。
21日の岡山市の日の出は午前4時51分、日の入りは午後7時21分で、日中の時間は14時間半。同市北区西長瀬の笹ケ瀬川沿いでは、ピンクや白のタチアオイがどんよりとした曇り空に彩りを添えていた。
岡山地方気象台は「今後1週間は梅雨前線などの影響で曇りが続き、時々雨が降るだろう」としている。