ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA) 書き下ろし 『世界は笑う』DVD 発売開始

劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が書き下ろし、2022年8月〜9月、Bunkamuraシアターコクーン他で上演され話題となった舞台、『世界は笑う』のDVDが、6月21日一般発売。

昭和32年の東京・新宿、混沌とした時代、軽演劇の劇団「三角座」を舞台に喜劇人と彼らを取り巻く人々が織りなす、哀しくて可笑しい群像劇が繰り広げられる。瀬戸康史、松雪泰子、千葉雄大、勝地涼、伊藤沙莉、ラサール石井、銀粉蝶 をはじめオールスターキャストが結集。喜劇に取り憑かれた人々の悲喜劇を描き切り話題をさらった。

映像はKERA自ら監修した編集により、総勢17名のキャストの溢れる魅力が収められている。“手紙”のシーンも瀬戸康史が直筆で書き添え、映像ならではの編集がされており必見。
特典には、昭和の喜劇を愛するラサール石井とケラリーノ・サンドロヴィッチによる作品背景を深掘りする対談、京都公演大千穐楽カーテンコールの模様、瀬戸康史、マギー、犬山イヌコによる副音声コメンタリー収録。

予約・詳細は https://store.cubitclub-plus.com/product/

商品概要
DVD
COCOON PRODUCTION 2022+CUBE 25th PRESENTS,2022
『世界は笑う』
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:瀬戸康史、千葉雄大、勝地 涼、伊藤沙莉、
大倉孝二、緒川たまき、山内圭哉、マギー、伊勢志摩、廣川三憲、神谷圭介、
犬山イヌコ、温水洋一、山西 惇、ラサール石井、銀粉蝶、松雪泰子

発売日:2023年6月21日(水)
価格:¥8,800(税込)
収録日:2022年8月24日(水)Bunkamuraシアターコクーンにて収録
特典映像
★対談「昭和30年代の喜劇について」
ラサール石井×ケラリーノ・サンドロヴィッチ
★京都大千穐楽カーテンコールダイジェスト
特典
★副音声コメンタリー収録
瀬戸康史×マギー×犬山イヌコ

発売元:Bunkamura/キューブ
販売元:キューブ

STORY
昭和32(1957)年、秋。敗戦から10年以上が過ぎ、活気づく東京の街。夜は眩いネオンで彩られる繁華街も、一歩横道へ入ればまだ戦争の爪痕が残っている。
新宿・三光町に常打ち小屋を構える喜劇劇団 の「三角座」は、ストリップ人気に押され経営も楽ではない。
劇団には、座長の鶴田万角(山西惇)はじめ、看板俳優の森南国(山内圭哉)、古株の山屋トーキー(ラサール石井)や服部ネジ子(犬山イヌコ)、中堅の野本ケッパチ(神谷圭介)らがいる。もう一人の看板俳優、多々見鰯(大倉孝二)も肺の治療後、久々に戻ってきた。往年の喜劇俳優アオタンこと青木単一(温水洋一)も、今は座長に拾われ三角座の一員だ。女優と称する山吹トリコ(緒川たまき)は、川端康成(廣川三憲)やテレビ局関係者に熱視線を送り、ヒロポンに溺れる若手俳優の有谷是也(千葉雄大)に夢中の踊り子・秋野撫子(伊藤沙莉)を、兄の大和錦(勝地涼)はハラハラしながら見守っていた。座長の妻であるママ(伊勢志摩)、出入りのラーメン屋店主マルさん(マギー)、そして興行主の蛇之目秀子(銀粉蝶)も、そんな劇団員たちの様子を窺っている。
是也の兄米田彦造(瀬戸康史)は、弟を頼りに上京し、三角座の裏方となっていた。彦造は近くの貸本屋店員で、劇団の雑務を手伝う鈴木初子(松雪泰子)に、ほのかな想いを寄せている。
いよいよ本格的なテレビ時代の到来を迎え、世の中は大きく移り変わろうとしていた。

公演概要 全公演終了
公演名:COCOON PRODUCTION 2022+CUBE 25th PRESENTS,2022 『世界は笑う』
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:瀬戸康史、千葉雄大、勝地 涼、伊藤沙莉、
大倉孝二、緒川たまき、山内圭哉、マギー、伊勢志摩、廣川三憲、神谷圭介、
犬山イヌコ、温水洋一、山西 惇、ラサール石井、銀粉蝶、松雪泰子
東京公演
2022年8月7日(日)~8月28日(日)Bunkamuraシアターコクーン ※一部中止公演あり
京都公演
2022年9月3日(土)~9月6日(火)京都劇場

Bunkamura『世界は笑う』特設サイト
https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/22_sekaihawarau/

舞台撮影:細野晋司

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