最新鋭イタリア艦「フランチェスコ・モロジーニ」海自横須賀基地に初寄港 昨年秋に就役したばかり

海上自衛隊横須賀基地に初寄港したイタリア海軍の最新鋭多用途哨戒艦「フランチェスコ・モロジーニ」

 イタリア海軍の最新鋭多用途哨戒艦「フランチェスコ・モロジーニ」が21日朝、横須賀市の海上自衛隊横須賀基地に初寄港した。同海軍艦の日本への寄港は珍しい。両国は英国と次期戦闘機の共同開発を決めており、防衛面での交流が深まっている。

 寄港目的は親善と乗組員の休養などで、27日に出港する。昨年秋に就役したばかりで、乗組員140人。排水量6400トン、全長140メートル、幅17メートル。敵のレーダーに映りにくいステルス性を意識したデザインで、ミサイル垂直発射装置と127ミリ砲などを備え、ヘリコプターも搭載できる。

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