エンゼルスが接戦落とす 大谷は天敵攻略ならず連続試合安打ストップ

【ドジャース2-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

ともにロサンゼルスの名を冠する両チームの対決は、7回まで両チーム無得点の投手戦となったが、8回表に2本のタイムリーで勝ち越したドジャースがそのまま逃げ切って2対0でエンゼルスに勝利。2連戦初戦を制し、連敗を3でストップした。ドジャース先発のクレイトン・カーショウは9勝目(4敗)をマークし、3番手のエバン・フィリップスが8セーブ目を記録。エンゼルス2番手のクリス・デベンスキーは2敗目(3勝)となった。

ドジャース先発クレイトン・カーショウ、エンゼルス先発リード・デトマーズの両左腕による投げ合いとなった試合はなかなか均衡が破れない緊迫の展開となる。本拠地のマウンドに登ったデトマーズが味方の好守にも助けられ2塁すら踏ませないままドジャース打線を7回無失点に抑えると、カーショウも安定感抜群の投球でスコアボードにゼロを並べた。

緊迫の投手戦が動いたのは8回表だった。2番手のクリス・デベンスキーが一死から二塁打を許すと、続くマイケル・ブッシュの打球がまさかのイレギュラーで一塁手の頭上を越えてライト前へ。ラッキーなタイムリーで先制したドジャースは、さらにウィル・スミスのタイムリーでこの回2得点として試合を決めた。エンゼルスは7回裏無死2・3塁のチャンスで無得点に終わってしまった攻撃も痛恨だった。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、レフトフライ、空振り三振、レフトフライ、空振り三振で4打数ノーヒット。いい当たりはあったものの、レギュラーシーズン通算ノーヒットと苦しめられている天敵カーショウ相手にこの日も結果を残すことはできず、継続中のものとしてはメジャー最長だった連続試合安打も15でストップしてしまった。これで今季の成績は打率.295、OPS1.002。明日の試合では先発登板が予定されており、投打両面での活躍で雪辱を果たしたいところだ。

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