トラブル続出で不安…改正マイナ法の見直し求める意見書、鳩山町議会が可決「健康保険証を継続して」

改正マイナ法見直し求める意見書、議会で可決=鳩山町

 埼玉県の鳩山町議会は、6月定例会最終日の14日、「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」を賛成多数で可決した。同日付で首相、総務相らに意見書を提出する。

 意見書は、改正マイナンバー法は2日に成立し、来年秋には健康保険証を廃止して「マイナ保険証」に一本化するとしているが、「取得が任意であるはずのマイナンバーカードを事実上、義務化させることになり、選択の自由と国民皆保険制度を壊しかねない。マイナンバーを巡るトラブルが多発し、最新の世論調査では、活用に不安を感じている人が70%を超えている」などとし、改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求めている。

© 株式会社埼玉新聞社