史上初、「ビデオゲームの剣」がイギリス国立武器防具博物館に展示。『FF16』主人公クライヴの剣がロンドン塔・ホワイトタワーに7月19日まで展示中

スクウェア・エニックスは『ファイナルファンタジーXVI』の主人公「クライヴ・ロズフィールド」(以下、クライヴ)の持つ剣「Invictus」を、イギリス・ロンドン塔のホワイトタワーで7月19日(水)まで展示すると発表した。

『ファイナルファンタジーXVI』は6月22日(木)の発売を予定している『ファイナルファンタジー』シリーズのナンバリング最新作。“シリーズ初の本格アクションRPG”を謳う作品で、プレイヤーは主人公「クライヴ」の視点から強大な召喚獣の力を駆使して過酷な運命を切り拓いていく。

クライヴはロザリア公国の第1王子として生まれるも、フェニックスのドミナントとして覚醒せず、その役目は弟のジョシュアが担うことになった。クライヴ自身は剣の鍛錬を積み、御前試合にて実力でナイトの称号を得た……という設定を持つ。

(画像は『ファイナルファンタジーXVI』公式サイトより)

今回、公式サイトのキャラクター紹介ページのイラストでもクライヴが背中に背負っている剣「Invictus」が再現されて登場。歴史あるイギリスの国立武器防具博物館「ロイヤル・アーマリーズ」との提携により、7月19日(水)までロンドン塔のホワイトタワーに展示するという。

このたび公開された映像では実際に手に持たれた「Invictus」の様子や、現地で『ファイナルファンタジーXVI』の大型パネルと隣り合って飾られている姿が映し出されている。映像中の記述によれば、ビデオゲームの剣が展示されるのはこれが初めての試みであるとのこと。

(画像はYouTube「FINAL FANTASY XVI | Invictus Sword X Royal Armouries」より)

『ファイナルファンタジーXVI』はPS5向けに6月22日(木)の発売が目前に迫る。ロンドン塔・ホワイトタワーでの剣の展示は7月19日(水)まで実施している。日本から訪れるのが簡単な場所ではないが、ぜひ実物を鑑賞してみたいところだ。

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