森保監督、積極姿勢を評価 「2列目」タレントそろう

20日のペルー戦の後半、ドリブルで攻め込む三笘(右端)=パナソニックスタジアム吹田

 サッカー日本代表の森保監督が、4―1で快勝したペルー戦から一夜明けた21日に大阪府内で取材に応じ「本当に選手がチャレンジ精神を持ってアグレッシブに戦ってくれたことで、ペルー戦も(6―0で勝った15日の)エルサルバドル戦も多くのチャンスにつながった」と高評価した。

 2戦合計10得点の攻撃を引っ張ったのは、ワントップの両脇2人と逆三角形で構成する中盤の前2人。いわゆる「4―1―4―1」と呼ばれる布陣の「2列目」を形成する計4人だ。監督は「誰を、どのタイミングで起用しても、攻撃の良さが出るタレントがそろっている」と強みに挙げる。

 左サイドで2戦とも先発し、得意のドリブルで違いを見せた三笘(ブライトン)を筆頭に多士済々だ。エルサルバドル戦では久保(レアル・ソシエダード)堂安(フライブルク)が右サイドでスムーズな連係を見せ、ペルー戦は伊東(スタッド・ランス)がスピードと高精度のクロスを披露。鎌田(アイントラハト・フランクフルト)旗手(セルティック)も随所で持ち味を発揮した。

大阪府内で取材に応じるサッカー日本代表の森保監督=21日

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