ガソリン170円台に上昇 9カ月ぶり、補助金縮小で

東京都内のガソリンスタンド

 経済産業省が21日発表した19日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査から80銭高い170円10銭だった。値上がりは5週連続。2022年9月12日時点の調査以来、約9カ月ぶりに170円台に上昇した。原油価格の上昇に加え、政府が価格抑制策として石油元売り会社に支給している補助金を縮小したことが影響した。

 調査した石油情報センターによると、来週も値上がりが続く見通し。

 19日時点の全国平均価格は、補助金により1リットル当たり10円の抑制効果があった。地域別では41府県で値上がりし、4都道県で下がった。2県は横ばいだった。

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