和歌山の食材を発信! セブン―イレブンが近畿2800店でフェア

「セブン―イレブン」が「食の和歌山応援フェア」で販売することになった県産品使用の商品(12日、和歌山県庁で)

 和歌山県とコンビニエンスストア大手「セブン―イレブン・ジャパン」は12日、県庁で共同会見を開き、同社の近畿2府4県内にある約2800店舗で「食の和歌山応援フェア」を開くと発表した。紀州南高梅など県産品を使用した新商品を販売する。期間は21日~7月3日。

 県と同社は2014年に協定を締結。両者協力の下、これまでも同社から県産品を使用した商品が販売されてきた。

 今回は紀州南高梅やタカナ、「あら川の桃」を使用した独自商品として「蒸し鶏と紀州南高梅のぶっかけおろしうどん」(税抜500円)、「紀州高菜チャーハン」(420円)、「高菜混ぜ飯 梅おかか」(130円)など6品を開発した。売れ行き状況などによっては、フェア終了後の販売も検討する可能性があるという。

 同社関西ゾーンの角田浩起ゾーンマネジャーは「和歌山の食材は魅力的。近畿全体に力強く発信していく取り組みにしたい」、県食品流通課の山田幸太郎課長は「和歌山県の産品を発信していただけることになり、認知度向上に大変期待している」と話した。

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