ふるさと納税で鉄道検査 宮城県美里町、先着8人

「キハ110系」を点検するJRの作業員=宮城県美里町(JR東日本東北本部提供)

 宮城県美里町とJR東日本東北本部は共同で、ふるさと納税の返礼品として、車両「キハ110系」の検査を体験できるツアーを企画した。2日間開催され定員は各日4人ずつ先着計8人を募集する。寄付額は7万円で中学生以上が対象。同社のふるさと納税ホームページで6月29日まで募集する。

 体験会は7月8~9日の各日、JR東北本線小牛田駅(同町)で開かれる。JR社員と同じ服を着て床下機器などを点検。その車両に乗って、移動する。実際に使われていた号車札や座席のシートの一部がもらえる。

 美里町によると、小牛田駅は古くから鉄道網の要衝で、構内には現在もSLの方向転換に用いる「転車台」などが残る。

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