曽田陵介が「around1/4 アラウンドクォーター」で悩める美容師に。リアルな25歳としては「ふざけていたいし、大人びていたいみたいな…(笑)」

曽田陵介が、ABCテレビ・テレビ朝日で7月にスタートする連続ドラマ「around1/4 アラウンドクォーター」(テレビ朝日=7月8日スタート 曜深夜2:30、ABCテレビ=7月9日スタート 日曜午後11:55)に出演することが分かった。

「around1/4 アラウンドクォーター」は、漫画家・緒之氏による同名WEBTOON(スマートフォンに最適化した縦読み&フルカラーの漫画)が原作。25歳前後(アラウンドクォーター=アラクオ)の男女5人が直面する“25歳の壁”、そして“恋の分岐点”にフォーカスを当て、悩み傷つきながらも、自分なりの乗り越え方を見つけていく恋愛群像ストーリーだ。EXILE/FANTASTICS・佐藤大樹がベンチャー企業の広告代理店で営業マンとして働く主人公・新田康祐を演じるほか、康祐のかつてのアルバイト仲間だった面々として、平田早苗役を美山加恋、橋本明日美役を工藤遥、横山直己役を松岡広大が務める。

曽田が扮(ふん)するのは、5人組の最後の1人となる宮下一真。一真は24歳で、5人の中で最年少。美容師として順風満帆であることを仲間たちにちゃめっけたっぷりにアピールするも、25歳という節目を前に、焦りと惑いの真っただ中に立たされている。

「登場人物全員が実際に起こりうる問題をそれぞれ抱えていて、そこに必死にもがいてる姿が人間味あふれていたので、共感できる部分も多くありました」と明かす曽田は、「恋愛の悩みだけではなく仕事の焦りなど、25歳ならではの葛藤が多くあり自分で悩みをため込んでしまう。『一真、頑張れ!』と言いたくなるようなそんな印象です」と自身の役どころを紹介。

また、曽田自身も25歳と“アラクオ”ということで、「まだまだ自分が変わったなと実感はないです。ふざけていたいし、大人びていたいみたいな…(笑)。でも、それが成功や失敗などのいろいろな経験を積み重ねていった先で、あの時は若かったなと、後々気付かされるのかもしれませんね(笑)」と、作中の登場人物さながらな思いを抱いていることを告白。

最後に、「個性豊かなキャラクター全員がアラクオならではの悩み、葛藤、友情、恋愛が描かれています。何が正解か分からないような考えさせられるドラマになっているので、いろいろな視点で楽しんで見ていただけるとうれしいです」と視聴者に呼び掛けている。

曽田の出演決定に対し、佐藤はからは「普段から仲良くさせてもらっているので、念願の連ドラでの共演です!」と喜びの声とともに「役もぴったりで、みんなから愛されるようなキャラクターで、きっと現場を明るくしてくれるんだろうなぁという期待もしてます!(笑)」とのコメントも寄せられている。

カフェバー「呑気」には、かつて学生時代にこの店でアルバイトをしていた5人がいつものように集っていた。それぞれ25歳になったが、店で会えばかつてのようにワイワイと盛り上がる仲間たち。ベンチャー企業の広告代理店に就職し、営業マンとして働く康祐は、その中の1人だ。5人が顔をそろえると、早苗が、高校時代から8年付き合っていた彼氏から、唐突に別れを切り出されたと淡々と話し始める。彼氏とラブラブな明日美、サパークラブで働く直己、一つ年下の一真はそれぞれにちょっとした惑いを抱えながらも、いつものように盛り上がった。

その帰り際、康祐と2人で歩いて帰ることになった早苗は、チャラい雰囲気の康祐に対して昔から苦手意識を抱いていたが、2人で話しているうちに、「実は8年の間、付き合いながらセックスのよさが分からないままだった」と明かす。「今から2人で試してみる?」――この時に不意に出た康祐の言葉が、25歳で長い恋を終えた早苗に突き刺さり…。

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