「初めて見ました」数十年に一度、“幻の花”「アガベ」開花 はままつフラワーパークで見頃

浜松市の「はままつフラワーパーク」では、数十年に一度しか花を咲かせないという“幻の花”「アガベ」が見頃を迎えています。

<はままつフラワーパーク 徳増祐志さん>

「ここからニョキニョキと伸びてきたのが花の茎で、花茎といいまして、その上に花がついてますね」

数十年に一度しか花を咲かせないという“幻の花”「アガベ」です。多肉植物「アガベ」の中の「吉祥天」と呼ばれる品種で、はままつフラワーパークでこの「吉祥天」の花が咲いたのは、オープン以来、初めてのことだといいます。

2002年に温室を建て替えた際に植栽され、21年の時を経て開花。訪れた客は、高さ3mほどの位置に咲く貴重な花に見入っていました。

<訪れた客>

「かわいいなと思いました。日本ではあまり見ない花ですよね」

「初めて見ました。においがあるのかどうかが気になります」

開花の期間はあと1週間ほど、6月末には枯れてしまうということです。

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