インテルは元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)を巡るマンチェスター・ユナイテッドの関心がオファーに発展するかどうかを確かめたいようだ。
バルセロナのカンテラ育ちとあって、足もとの技術がしっかりとしている上、鋭い反応からのショットストップも武器のオナナ。2022年夏にアヤックスからインテルに加入してから、今や正GKだが、今夏のここまで移籍話がつきまとう。
その一角と目されるのがダビド・デ・ヘアとの契約が今季限りのユナイテッドだが、イタリアの移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によると、インテルは近く関心がどれほど具体化するかを確認したがっているという。
インテルは仮にユナイテッドの関心が具体的なものに発展するようであれば、そこのカバーが必要になるが、後釜としてすでにエンポリの正守護神であるイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(26)との交渉に着手しているようだ。
ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督とはアヤックス時代の師弟関係であり、求められる部分も心得るオナナ。デ・ヘアが残留となっても、テン・ハグ監督が新たなGKを求めているのは間違いなさそうなユナイテッドだが、いかに。