中国空母が台湾海峡通過 軍用機19機も活動

 【台北共同】台湾国防部(国防省)は21日、中国国産空母「山東」の艦隊が同日、台湾海峡を通過したと発表した。暗黙の「休戦ライン」である中間線の中国側を航行した。また「海峡の西側から南方に向かった」とした。

 国防部によると、中国の軍用機延べ19機と艦船延べ5隻が同日午前6時(日本時間同7時)までの24時間に台湾海峡周辺で活動した。軍用機のうち、対潜哨戒機「運8」などが南西の防空識別圏に進入した。

 報道官は空母について「台湾軍は総合的な監視手法で綿密に動向把握している」と強調した。

 「山東」の艦隊は5月27日も台湾海峡を通過した。

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