カズレーザー「体鍛えると腎臓に負担が大きいのかなと思います」過去のトレーニング経験とともに、摂取するタンパク質の量の難しさを明かす

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が20日に放送された。この番組では、知ればきっと人生が変わるような新知識を最先端の研究者から学びまくる。

今回は、『最新脳科学で美しい体を手に入れよう!2時間スペシャル』と題して、『夢の太らない糖 「アルロース」』、『色によって効果が変わる!?注目の光治療LED』、『世界初!肌に○○するだけで痩せる薬』、『老化の仕組みを解明!?カギを握るのは腎臓だった!』、『夏の体臭悪化を防ぐ!緊急皮膚ガスチェック』という5つの観点で講義を受けた。

『老化の仕組みを解明!?鍵を握るのは腎臓だった!』をテーマにした講義では、タンパク質の多い食事にはリンが多く、リンを過剰摂取すると腎臓に負担をかけることを学んだ。対処法としては、タンパク質を減らすのではなく取り方に気をつけることが有効だという。大豆のリンは吸収率がほぼ0%、肉や魚のリンは吸収率が20~60%と、食材によってリンの吸収率に差がある。中でも加工食品などに多く含まれる『無機リン』は吸収率がほぼ100%と明かされた。その流れで食品ラベルの見方を学び、まず食品に含まれる添加物についての情報を得るだけでも効果的と語られた。

MCのカズレーザーが「結構運動好きなんですけど、一時めちゃめちゃ激しくやってたときは体重×2〜3gとか、結構多めのタンパク質摂取推奨されたんですけど、動物性が多かったので」と自身の運動と栄養摂取について切り出した。それでもタンパク質を摂取し過ぎていたようで「どうしても体鍛えると腎臓に負担が大きいのかなと思いますね」としみじみ振り返る一幕も見られた。

これに対しボディービルダーの腎障害が問題になっているという現状も教授から語られると、スタジオからは驚きの声も上がった。「薬品とかの影響も大きいのかな」と言いつつ「個人差があるので一概には言えないことですけどね」と付け加えた。カズレーザーからは「シュワちゃんめっちゃ長生きですからね」と75歳のハリウッド俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの名前を例に出し笑いを誘う場面も見られた。

その流れで、筋トレや激しい運動は体には負担がかかるのでケアするためのものを摂取したりタンパク質の摂取量を考えたりバランスが必要だと語った。そしてそのちょうどいいバランスを自分で把握し、管理する上で、「そのバランスがどこにあるのか、もう一回スイッチ入れて、運動してみたりとか食生活、変えてみないとどれが合ってるかって自分にはわかんないからやっぱ自分で試すしかないんだなと思いましたね」と締めくくった。

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