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2023年6月21日に公開された動画のテーマは……岸田首相「解散見送り」で解散いつになる？
ゲストにJX通信社の米重克洋氏をお招きし、解散見送りをめぐる永田町の動向について語っていただきました。
衆議院解散はいつになる？
【このトピックのポイント】
・解散示唆からの見送り表明で永田町騒然。選挙区調整が進むメリットも
・解散見送りで野党からは批判相次ぐ。立憲・泉氏はまさに「もてあそばれる」
・衆議院解散は環境が整う秋が有力か
岸田首相 今国会での衆議院解散見送りを表明
6月13日の記者会見で岸田首相が解散について「情勢をよく見極めたい」と発言したことで、解散の噂が一気に永田町を駆けめぐりました。しかし、15日に「今国会での衆院解散は考えていない」と表明。今国会会期末での解散は見送られることとなりました。
13日の発言直後、米重氏の周辺は選挙に向けて騒然としていたようで、「バッと火がついたような感じだった」とコメントしました。
米重氏「解散見送りになって、みなさん気が抜けたんじゃないかなって勝手に心配していました」
それまで解散について「今は考えていない」との発言を繰り返していた岸田首相。13日になって解散を匂わせる発言に変えた意図について、米重氏は「総理に会期中の解散が全く頭になかったとは思えない」とコメントしました。
また、解散をほのめかすことで選挙区調整や法案の成立が進捗するメリットがあった一方、解散できるタイミングを逃したことで、政権が一定の勢いを失った側面もあると米重氏。
「（解散見送りが）総理にとって本当に良いことだったのかどうかはわからない」とコメントしました。
自民党が実施した情勢調査で、自民党が大幅に議席を減らすとの予測が出たという報道もありましたが、米重氏はその内容に対しては懐疑的な見方を示しました。
解散見送りに対する各党の反応
解散が見送られたことについて、立憲の泉代表や共産党の小池書記局長は「国民も国会議員も軽んじている」「解散をもてあそんだ」などとコメント。維新の遠藤国対委員長も「素晴らしいパフォーマンス」と遠まわしに批判しました。
特に泉氏に関しては、「内閣不信任案が提出されれば即日解散」という報道があったこともあり、米重氏は「自分に解散権が預けられたような、場違いな権力を突然与えられてしまった感を受けたと思う」と推察。
結果的に不信任案提出直前に解散見送りとなったこともあり、米重氏は泉氏の発言について「心境を素直に吐露されてるんじゃないかなという感じがする」とコメントしました。
MC千葉佳織「確かにその重圧はすごいですよね」
米重氏「自分が引き金を引くかもしれないと一時は思ったでしょうからね」
衆議院解散 最速で秋以降か
次の解散のタイミングはいつになるのでしょうか。
自民党内では秋の臨時国会で解散に踏み切るべきとの声が上がっています。米重氏も状況的に判断して秋の解散を予想しました。
その理由として、秋が子育て政策や防衛費増額の財源など、自民党が選挙で不利になる議論をしなくて済む時期である点を挙げました。
米重氏「秋に（解散を）打てるような環境は一定整っているんだろうという感じがしますね」
秋に解散となるのかどうか。今後の永田町の動きに注目です。
動画本編はこちら！
今国会での解散見送り！解散はいつになる？
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