100人分の個人情報、ホームページに誤掲載 アクアスロン大会参加者の氏名や住所

木津川市役所

 京都府木津川市は、同市山城町の山城総合文化センター(アスピアやましろ)の指定管理者「日本環境マネジメント」が18日に山城中(同市山城町)などで開催したアクアスロン大会の参加者ら100人分の個人情報を、誤って同センターのホームページ(HP)に掲載したと発表した。

 誤って掲載されたのは、6~72歳の参加者の氏名、電話番号、住所、生年月日で、小学生は保護者の情報も含まれる。参加者は木津川市や京都市内など関西が中心だった。参加者の指摘を受けて削除されるまで、17日から18日にかけて約20時間、公開されていた。

 同社の担当者によると、大会終了後にHPにゼッケンと順位、記録を掲載するため、17日にテストを行った。その際に個人情報を記載したデータを誤って使用し、削除する作業を怠ったという。

 同社は参加者らへの謝罪の連絡を進めているが、21日までに被害報告はないという。市は「指導を徹底し、再発防止に努める」としている。

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