AIアプリでカキの幼生を検出 広島

カキの養殖を効率的に行えるよう開発されたAIを使ったアプリが発表されました。

開発されたのは海の中にいるカキの幼生を検出できるアプリです。

生産者が船の上で海水を撮影しアプリにアップすると、養殖に適したタイミングのカキの幼生がいるかどうかや、邪魔になるフジツボの幼生がいるかどうかなどがその場でわかります。

位置データもすぐに共有されるため、カキの幼生が少ない年でも効率的で安定した養殖につながるということです。

エネルギア総合研究所 柳川敏治副長「船の上で全ての工程ができる。生産者から非常に評価いただいている」

広島湾で4つの漁協が参加した実証実験が続いていて、来年度からのアプリの実用化を目指しているということです。

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