スペイン代表、歴代最高「真紅のユニフォーム」7選 美しき“La Roja”の軌跡

2022-23シーズンのUEFAネーションズリーグ(UNL)を優勝したスペイン代表。

そのユニフォームの色から“La Roja(赤)”の愛称を持つが、スペインには美しき赤のユニフォームがいくつも存在する。

ここでは歴代の赤きユニフォームから印象深い7着を選んでみたのでご紹介したい。

2012

スペイン代表 adidas 2012 ホーム ユニフォーム

選手:セスク・ファブレガス

前回大会王者として臨んだEURO2012でのユニフォームは、透かしの斜めストライプが印象に残るデザイン。そのEURO2012は決勝でイタリアに勝利し、見事に大会2連覇を成し遂げた。

2014

スペイン代表 adidas 2014 ホーム ユニフォーム

選手:アンドレス・イニエスタ

2014年のブラジルW杯で使用したユニフォーム。2010年W杯王者として連覇の期待がかかる大会だったがグループステージで敗退となった。ディープレッドとゴールドを組み合せた配色とシャドーのピンストライプが美しい一着。

2002

スペイン代表 adidas 2002 ホーム ユニフォーム

選手:ラウール・ゴンサレス

2002年の日韓W杯に向けて投入したユニフォームは、準々決勝の韓国戦での後味の悪さが思い出される。ラウンドネックのシンプルなキットで、エンブレム上の“España”はこのキットと次の2003モデルにのみ採用したレアデザインだ。

2009

スペイン代表 2009 adidas コンフェデレーションズカップ ユニフォーム

選手:ダビド・ビジャ

2010年南アフリカW杯のプレ大会として開催された2009年コンフェデレーションズカップでのユニフォーム。adidasの“Tiro(ティロ)”をベースとしたアシンメトリーデザインが独特で、コンフェデ限定いう特殊性も手伝い特別感が漂う一着。

1996

スペイン代表 adidas 1996 ホーム ユニフォーム

選手:フレン・ゲレーロ

エンブレム側を垂直に走らせるスリーストライプスが印象的なアシンメトリーデザイン。90年代adidasの傑作ユニフォームの一つだろう。

盾形のエンブレムもスペインにしては珍しいもので、現在でも復刻を願う声が少なくない名作ユニ。これはベスト8入りを果たしたEURO1996で着用している。

2008

スペイン代表 adidas 2008 ホーム ユニフォーム

選手:フェルナンド・トーレス

スペインが1964年以来の欧州王者となったEURO2008でのユニフォーム。

待ち焦がれた優勝を成し遂げたチームとそのユニは、ファンの心に一生宿り続ける。ゴールドのパイピングが印象的なこのキットは、代表チームの歴史を語る上で欠かせない一着となった。

2022

スペイン代表 2022 adidas ホーム ユニフォーム

選手:ジェレミ・ピノ

UEFAネーションズリーグ2022-23を優勝したチームのユニフォーム。

伝統のレッドを基調に、差し色にはネイビーとゴールド(イエロー)を採用。どことなくレトロ感漂うシャツの全体にあしらうシャドーグラフィックが特徴的で、3色のコンビネーションが力強さを感じさせるデザインだ。

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好成績を期待された2022カタールW杯での着用をメインとしたユニフォームだが、その大会はベスト16で敗退に。だが半年後にUNLを制覇したことで、多少なりとも溜飲を下げることに成功した。

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