交流戦全日程終了、パが勝ち越し DeNAが初優勝

交流戦阪神戦で二塁打を放つソフトバンクの近藤=18日、甲子園

 プロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」は21日、中日が楽天に5―2で勝って全日程が終了し、すでに2019年以来の勝ち越しを決めていたパ・リーグの54勝52敗2分けで終わった。05年の導入から18度目で、パの勝ち越しは15度目。

 DeNAが11勝7敗でソフトバンク、オリックス、巨人と勝率で並んだが、得失点率差(1イニング当たりの得点率と失点率の差)で初優勝。個人成績では近藤(ソフトバンク)が打率4割1分3厘で首位打者となり、岡本和(巨人)が8本塁打、19打点でともにトップとなった。投手では山本と山崎福(ともにオリックス)、バウアー(DeNA)、戸郷(巨人)が3勝で1位。

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