レッズが66年ぶり11連勝の快挙達成 フレイリーが勝ち越し弾

【ロッキーズ3-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

10連勝と勢いが止まらないレッズは序盤に3点のリードを許したものの、5回裏に2本のタイムリーで追いつくと、8回裏にジェイク・フレイリーの9号2ランで勝ち越しに成功。そのまま逃げ切って5対3でロッキーズを下し、破竹の11連勝を決めた。レッズ3番手のイアン・ギボーが8勝目(1敗)をマークし、4番手のバック・ファーマーが2セーブ目を記録。ロッキーズ5番手のダニエル・バードが1敗目(3勝)を喫している。

レッズはデビューから17回2/3無失点の快投を見せていた先発のアンドリュー・アボットがブレントン・ドイルの初回先頭打者ホームランでいきなり失点すると、2回、4回にもソロホームランを浴びてしまい3失点。しかし好調のチームは逆境にも冷静だった。5回裏、ヒットと四死球で満塁のチャンスを作ると、ルーク・メイリーとTJ・フリードルのタイムリーで同点に成功。これで流れを掴んだレッズは、6回3失点と試合を作ったアボットの後を受けたリリーフ陣が無失点リレーで繋ぐと、8回裏にフレイリーが今季防御率0.79と鉄壁だったバードを攻略した。

レッズの11連勝は1957年以来、チーム史上66年ぶりの快挙となった。連勝中は11試合で68得点と打線が安定して得点を奪い、投手陣も開幕投手を務めたハンター・グリーンが離脱するなどローテーションに不安はあるものの、リリーフ陣の奮闘もあり、この11試合のチーム防御率3.65と安定した成績を収めている。移動日を挟み日本時間24日からはリーグ勝率1位のブレーブスとの3連戦に挑むレッズだが、この勢いで強豪チームまで飲み込んでしまうのか、注目のカードとなりそうだ。

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