【秦基博の寄付について】音楽の力でチャリティーに取り組むその姿とは 

秦基博とは?

秦基博は1980年10月11日生まれ、宮崎県出身のシンガー・ソングライターです。2006年11月、シングル『シンクロ』でメジャーデビューを果たしました。その後は、2014年8月にアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌『ひまわりの約束』をリリースしたことで一躍脚光を浴び、ベストアルバム『evergreen』が『第56回 日本レコード大賞』の企画賞を受賞、2017年6月にオールタイムベストアルバム『All Time Best ハタモトヒロ』で初のオリコンランキング1位を獲得するなどの活躍を続けています。

チャリティーソング『今日もきっと』の収益を寄付

ここからは秦基博さんがこれまでに行ってきた寄付やチャリティー活動について紹介していきたいと思います。

秦基博さんは東日本大震災が起きた直後の2011年3月に『今日もきっと』というチャリティーソングをリリースしました。こちらの楽曲による売り上げの一部は東日本大震災の義援金として寄付されたそうです。楽曲の冒頭で秦基博さんは、『今、この不安の中にいる全ての皆さんに少しでも元気になってもらえればという想いでこの歌を歌いました。この歌が皆さんの中で、今日を、明日を信じて生きていく力に変わってくれることを心から願います。』というメッセージを残しています。

『YouTube Music Week STAY HOME #WITHME』に参加

秦基博さんは2020年の新型コロナウイルスによる外出自粛の時期に行われた『YouTube Music Week STAY HOME #WITHM』に参加しています。『家で音楽を楽しめるように』と行われたこのプロジェクトには、合計で49組のアーティストが参加し、それぞれのYouTube公式アーティストチャンネルでコンサート映像などのコンテンツが毎日プレミア公開されました。

熊本支援ライブ『MUSIC for ASO 2016 supported by ap bank』に出演

2016年には熊本地震により甚大な被害を受けた阿蘇復興を支援するために行われた、6000人限定の野外ライブ『MUSIC for ASO 2016 supported by ap bank』にも参加しています。こちらのライブは『熊本に住む人たちが元気になるスピードを早めるためにも』と阿蘇の野外ステージを舞台に、アーティストと地域・行政が一体となって取り組まれました。今回のプロジェクトの担当者からは、『これまでも多くのアーティストが熊本に支援に入ってきて、そして今後も多くの方が支援に入ってくると思います。今回、僕たちの声がけに応えてくれたアーティストに深く感謝するとともに、みんなで熊本の復興に向けて力を合わせていきたいと思っています。』とのコメントが寄せられています。

チャリティーオークションでの収益を口蹄疫被害の宮崎県へ寄付

秦基博さんはその他にも宮崎県口蹄疫被害・支援チャリティーオークションに参加し、自身の弾き語りアルバム『BEST OF GREEN MIND ’09』のジャケット撮影で実際に使用したアコースティックギターを提供するといった支援を行っています。こちらの世界に1つだけのギターは、チャリティーオークションの中でも特に話題を呼んだそうです。落札金は宮崎県共同募金会へ送金され口蹄疫により被害を受けられた、畜産農家に分配されました。秦基博さんは今回のチャリティーオークションについて、以下のようにコメントしています。

『生まれ故郷での今回のこと、非常に胸を痛めています。宮崎には8歳まで住んでいたのですが、この仕事を始めて、大人になってから久しぶりに帰った宮崎は、山と海の豊かな自然、そして人の暖かみにあふれた本当にエネルギッシュな場所でした。今でも僕にとってすごく大切な場所です。被害に遭われたたくさんの方のお気持ちを考えると言葉が見つかりませんが、一日でも早く、以前の明るく元気な宮崎に戻ってくれることを心から祈っています。』

まとめ

いかがでしたか。秦基博さんのこれまでのチャリティー活動を見ていくと、被災地支援など数多くの活動に参加していることが分かりました。こういった秦基博さんの活動によって、多くの人が勇気づけられ、助けられたことだと思います。秦基博さんの今後の活動にも期待ですね。

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