デビュー15周年の全国ツアーを控えるcinema staff、5曲入りEP『I SAY NO』をリリース!

いよいよ7月から11月まで全国15カ所を回るデビュー15周年記念ツアーを開催するcinema staffが、ツアー直前となる6月21日にNew EP『I SAY NO』をリリースした。 今作は昨年10月から「flugel」「陸の孤島」「橙の日」「フェノメナルマン」と立て続けにリリースしてきた音源に加え、タイトル曲となる新曲「I SAY NO」を収録した全5曲入りEP。 新曲をリリースするたびにバンドの充実度が透けて見えていたが、このEPを改めて通して聴くとやはりcinema staffはジャンルやシーンを超えて唯一無二の道を切り開くフェノメナルなバンドなのだと思い至るはずだ。

4月には地元・岐阜県の岐阜市文化センターでもはや恒例となった主催フェス『cinema staff presents “OOPARTS 2023”』を大成功させた。 その興奮も冷めやらぬ中、いよいよ7月から11月にかけて全国15カ所を回るデビュー15周年記念ツアー『cinema staff debut 15th Anniversary Japan Tour 2023 "We are Phenomenal"』が7月2日の川崎CLUB CITTA’からスタートする。

cinema staff 三島想平 コメント

飯田くん、辻くんと出会いバンドを始めて20年、久野くんが加入しcinema staffになって17年、デビューして15年。

筆舌に尽くしがたい程の環境・嗜好・メンタリティの変化を経つつ、120曲以上曲を作ってきました。それは僕にとっての永遠に消えることのない足跡です。青春の記録です。

そういった意味で経年は本当に素晴らしいものですが、残酷にも、ごまかしてきた/見ないふりをしてきたさまざまな負の事柄の正体をあばくものでもあります。それを自覚するのは、大変につらい。しかし、自分らしく生きていくためには必要なことでした。「I SAY NO」は、恥部を晒すような内容を含んだ楽曲です。今このキャリアをもってして、ようやく人に臆せず解放できるメッセージだな、と思うことを、音楽によって昇華できたと考えています。

僕は今、音楽を作ることのみで生きていることを、曖昧な表現の世界で生きられていることを恥ずかしげなく心底誇りに思えています。弱い自分が、自分のために音楽を作っていられる自分が好きです。

この青春を共にしているメンバー、スタッフ、そしてこのメッセージを享受してくださるリスナーの方がいるおかけです。いつも本当に感謝しています。ありがとう。

「I SAY NO」たくさん聴いてください。

デビュー15周年ツアーでお会いしましょう。感謝をお返しできるようなライブをお見せします。

© 有限会社ルーフトップ