ガンバレ☆プロレスのまなせゆうなとHARUKAZEが7月9日(日)、東京・大田区総合体育館で開催する『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ』の大会PRの為、プロレスTODAY編集部に来社。
プロレスTODAYの準レギュラーであり、現在欠場中のまなせはこの日の収録直前に『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ』特任ガンバレマネージャー（特任GM）への就任が決定した。
そして、まなせによるプロレスTODAY増刊号では恒例の、参戦選手のコメント発表を行った。
またHARUKAZEはマスクマンとなってからは初のプロレスTODAY編集部へ来社となり、マスクマンになる前のHARUKAZEはプロレスTODAYで特別な特訓をした事もあった。
そんな2人がガンバレ☆プロレス年間最大のビッグマッチである『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ』について、熱い想いを語った。
▼インタビュー動画はこちら
大会名：『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ』
日時：2023年7月9日(日) 開場13:00開始14:00
会場：東京・大田区総合体育館
――プロレスTODAY増刊号、本日も素敵なゲストにご登場いただいております。ガンバレ☆プロレスより、まなせゆうな選手！
まなせ「プロレスTODAY準レギュラーのまなせゆうなです！」
――まなせ選手は現在膝の怪我による欠場中ですが、今どう過ごされているかというところも踏まえて、いろいろお伺いできればと思います。そしてお久しぶりです…、と言っていいのか分かりませんが、HARUKAZE選手！
HARUKAZE「よろしくお願いします（笑）」
まなせ「なんか、あったんですか？」
HARUKAZE「いえ、前回お会いしたときはマスク被ってなかったんですよ。あれからいろいろありまして、今は覆面レスラーをやっております」
――しかも、プロレス以外の多彩な才能を発揮されて新しいジャンルにも挑戦されているとか。
HARUKAZE「そうですね、お笑い芸人になりました」
――そちらのほうも今とても忙しいと。
HARUKAZE「めちゃくちゃ楽しくて。お笑いの要素もプロレスに活かせたりもできて、最高ですね」
――プロレスとお笑い、かけ離れているようで、観客を喜ばせるといった根本的なところは一緒かもしれないですね。
HARUKAZE「かなり似ていて。むしろお笑い芸人になっちゃってから社交的になったのか分からないんですけど、リングでもなんかマイクパフォーマンスし始めちゃって」
まなせ「いいですねぇ」
――たしかに、出会ったころより心の解放感というようなものを感じますね。
まなせ「ガンプロ自体、そういう地盤ありますから。今のチャンピオンの渡瀬も『一番強いのは芸人だ』って言ってますからね」
――吉本でコンビを組んでお笑いされてましたもんね。そういう部分では、ガンバレ☆プロレスの空間は、全てを飲み込んでみんなを元気にしていくといった空間になってますね。そして、今回は来る7月9日東京・大田区総合体育館で開催される『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ 』のPRでお越しいただきました。
HARUKAZE「こちらポスターです」
まなせ「私も嬉しい、ポスターに出させていただいて。ありがとうございます」
――ガンバレ女子プロレスはやはりまなせさん抜きではありえませんから。
まなせ「でも今、みんな頑張ってくれてるんでね。後でその話もしたーい」
――そして今回は、WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ 』特任ガンバレマネージャーに就任されたと。
まなせ「はい。先程、就任しました」
――この収録が始まる直前でしたね。
まなせ「直前に、私今回試合出来ないので、何か私が出来ることないかなって考えてて、こういうことをやりたいと会社に伝えたらすげえかっこいい名前にしてくれましたね」
――ガンバレマネージャーということで、GMですよね。女性のGMってなんかかっこいいですよね。
まなせ「ありがとうございます。ガンジョでもGMだけど、ガンプロでもGMになれたから、これはもうわたしは止まりませんよ！」
①まなせ：現在の怪我の回復具合
――現在は長期欠場中ですが、今年の2月にちょっと大きな手術をされました。現在の体の状況はいかがですか？
まなせ「そうですね、手術した直後はやっぱり全然動けなかったんですけど、もうここに帰ってくることも出来るくらいに復活しましたよ（笑）。ただまだトレーニングをすることは出来ないリハビリの段階なので。やっぱりプロレスってそんな簡単にできるものではないので、そこはなかなか慎重にいかないといけないし…。私、手術した次の日からもう勝手に車いすとか飛び乗って動き回ってたんですよ。そしたら先生に、筋肉が死んじゃうからって言われて。あなたはすごい暴れそうだから、本当にもう1回再断裂の恐れがあるから、プロレスラーとかそういうことじゃなくて本当に暴れちゃ駄目って言われてしまって」
――じゃあもう本当に先生の指示に従って…
まなせ「もう本当すっごい恐いの、先生。病院から帰るときいっつも、暴れるなって言われるの（笑）。たぶん私のSNSとか見て、暴れたいのとかウズウズしてるのとかもバレてどんな女か分かって操作されてるから、バレないように暴れないと（笑）」
――（笑）
まなせ「でも今私、特任GMになれたので、これはもう黙ってはいられませんよ。大田区って、ガンプロみんなの夢なんですよ。そこに私もガンプロの一員として何かやりたいと思っていたから嬉しいし、ここに着た瞬間に決まったから、プロレスTODAYの準レギュラーとしても本当嬉しい！」
②HARUKAZEから見た、まなせの欠場中について？
――HARUKAZEさんは、まなせさんの欠場中を見ていかがでした？
HARUKAZE「最初は、（まなせ）ゆうなちゃんってガンジョの圧倒的強さと、アピール力もすごくてPRを担っていた部分があったので、抜けるということにすごい不安があったんですよ。でも欠場中もゆうなちゃんは、誰よりも発信をしてるし…」
まなせ「すごい抑えてたんです、あれ」
HARUKAZE「え、あれで！？」
まなせ「はるか（HARUKAZE）さんの大田区のカードが決まった瞬間も、すごい書きたかったんですよ。だからTwitter投稿するネタすっごい溜まってるの。みんなのこと言いたくてしょうがないから…、（GMにしていただいて）本当にありがとうございます！」
HARUKAZE「こうやって欠場中もね、ガンプロをどうにかしたいという気持ちが人一倍強くて。だからゆうなちゃんが欠場中はガンジョとしてすごい不安はあったんですけど、YuuRIちゃんとかがすごい成長して、いないことで逆にすごい成長して、最近はお姉さんみたいになってきてるんですよね。」
まなせ「激しい女の子がデビューしたので…。今まで一番暴れん坊赤ちゃんだったんですよ、YuuRIが。でもリアラという当たり屋が生まれたので、そこを引っ張って行こうという気持ちが強くなりましたよね。でも、ガンジョのレジェンドははるかさんですよ。はるかさんがね、あんなにやられても立ち上がるところを私たちは常に見てるんですよ。本当やられまくってるんですよ？」
HARUKAZE「見守ってくれててね（笑）。いやもうみんなすごいし、ゆうなちゃん欠場感じさせないし…、え？わたし大田区出るのかな？」
まなせ「（笑）。私出そうですよね。何が起こるのかが分からないのがガンプロなんでね。でもちゃんとGMに慣れたんで、これは会場に行っていいってことですよね？」
――そうですね。
まなせ「どうやって乗り込もうかと考えてたんですけど、今回ちゃんとGMという名前いただいたんで。もう絶対行くんでみなさんお待ちしております。」
――まなせ選手は絶対的エースのような存在感がありましたが、欠場されたことによってまなせ選手に心配をかけたくないと後輩の方が本当に今頑張ってますよね。先ほどのYuuRI選手を始め、長谷川選手、リアラ選手などみなさん自己主張を強めて来られた感じがします。
まなせ「嬉しいですよね」
――だからまなせ選手が戻ってきたときに、さらにパワーアップをするであろうガンジョは今から見逃せないですし、楽しみですよね。
③まなせ：手術から今までの期間はどう過ごしていた？
――そして今回、特任GMになられたわけですが、それ以前の欠場中においてはどのようにプロレスと関わってこられたのでしょうか？
まなせ「正直なこと言っていいですか？自分がプロレスできないから、プロレス見るのがきつくて…最初は。でもやっぱりガンプロのみんなが王子3大会とかやってるのを見て、スゴイ元気な気持ちをもらえましたし、でも反面そこに自分がいない悔しい気持ちとで溢れちゃって。欠場前にMarvelousさんとか、アイスリボンさんとか出させてもらったから、そのみんなの活躍を本当に嬉しいなと思う気持ちと悔しい気持ちでウズウズしちゃって…。でもプロレスに対して、離れようというような気持ちが全くなくて、それが思ったより私ガ－ッと行かないんだなって思いました。なんかわたしは、関係ねぇ！って行くタイプだと思ってたんだけど、やっぱりいろんな声とかもすごく聞こえるんですよ。試合していない分、暴れれもしないから全部部屋に戻ってきたときに自分1人に跳ね返ってくるんですよ。でもガンプロのみんなに会うと、リハビリ頑張らないとなって思うし、だから頑張る！」
――でも本当に長期欠場中の選手はプロレス見たくないという気持ちになる選手多いですよね。
まなせ「そうですね、病院にいるときもちょっと見れなくて…。ミッションインポッシブルとか見てましたよね（笑）」
――でもこういう期間にちょっと視点を変えることって大事ですよね。
まなせ「だと思います。プロレスは全てに繋がっていると思うので、そのプロレスを見ることが出来ない期間に見ていたものも、きっとプロレスに役立つというのはもう自分で分かっているので。その期間はちょっと焦っちゃう気持ちもあるけど、ナーバスにならないで頑張ろうと思ってます。…うまいこと言えなかった（笑）」
⇒次ページ（ハートリー・ジャクソンとのチームワーク、意識しているチーム）
▼ハートリー・ジャクソンとのチームワーク編
④HARUKAZE：パートナーであるハートリー・ジャクソンとのチームワークは？
――そしてHARUKAZE選手は、大田区で大変なサバイバルマッチに突入します。『スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ王座次期挑戦者決定サバイバル 4WAYタッグマッチ』という。
まなせ「すごいタイトルですよねー」
HARUKAZE「この試合に勝ったらベルトに挑戦できるんですよ、タッグの」
――今回4チームでサバイバルマッチということで、大家健＆羆嵐チーム、藤田ミノル＆下村大樹チーム、岡田剛史＆神崎ユウキチーム、そしてハートリー・ジャクソン＆HARUKAZEチームということで、この試合にかける意気込みをお願いします。
HARUKAZE「この試合、男子ばかりの中に女子1人だけ放り込まれてるんですよ。これ絶対お客さんとか、どうせHARUKAZE負けるんでしょって思ってる人いると思うんですよ。それがマジで悔しいんで」
まなせ「そんあんことないよ、私一番推してる」
HARUKAZE「もう本当に、そいつらにね『バカ』って言ってやるんだって決めてるんで。ジャクソンとはシングルマッチをして、それ以来ジャクソンがわたしのこと気に入ってくれてるんですよね。なんか目がストロングだって。ガンジョだから組んでもいいよね、ってシングルマッチの後にLINEきてて（笑）」
©ガンバレ☆プロレス
――すごいですね。
HARUKAZE「で、それからもうすごい飲みとかも行って仲良くなって。なんかもう月2くらいで飲み行ってて」
まなせ「結構な頻度（笑）！」
HARUKAZE「そうなんですよ、そのたびにジャクソンがいろんな連携技のアイディアをすごい出してくれて。結構ね、練習をどう…、プラクティスをしてるんですよ」
――（笑）
HARUKAZE「ジャクソンがプラクティス、プラクティス言うんで」
まなせ「ジャクソン気合入ってるんですね、きっとね」
HARUKAZE「めちゃくちゃ気合入ってるんですよ、ここでしか、多分この日にしか見れない連携技とかもめちゃめちゃやろうと思ってるんで。マジで生で観に来てほしいです」
――じゃあ、ジャクソンとタッグとのチームワークに関しては心配ないと。
©ガンバレ☆プロレス
HARUKAZE「ないと思います。ただ、私のこと投げてもいいかとはすごい言ってきてるから、一応それはNOと言ってますけど」
――ジャクソン選手はパワーファイターだから、HARUKAZEさんを使った合体技とかやりたいんでしょね。
まなせ「投げてきたHARUKAZEさんのことエンジェルって言ってますよね（笑）」
HARUKAZE「なんか、場外に持ち上げて投げたYoutube動画のPVが250万だったらしく、『Amazing！』みないなLINE来て喜んでたんですよ」
――それに味を占めたのかもしれないですね。
HARUKAZE「それはね、ちょっとと思ってるんですけど、まあね。」
##
⑤HARUKAZE：サバイバルマッチで意識しているチームは？
――ちなみにこの中で気になっている対戦チームはいらっしゃいますか？
HARUKAZE「この中だと、藤田ミノルさんと下村大樹さん。なんかトリッキーなんですよ、何が出るか分からない。BASARAで組んでいるので、タッグチーム力がありますよね。それと大家さんと熊嵐さん」
――ここはワイルドタッグですよね。
HARUKAZE「本当に。なんか大家さん、最近ちょっと抑え気味なんですよね。大田区に向けて張り切ってるのが、Twitterに出てるし」
まなせ「あと、試合前のアップ時間に、Youtube見ながらなんかやり出したよね。サーキットみたいな」
HARUKAZE「最近抑えめにしている出さなくしてるのか知らないけど、内に秘めてるものがでかいんですよ」
まなせ「溢れ出てますよね、大家さん」
――昨年のレッスル『WRESTLE SEKIGAHARA』の前後から肉体改造にも取り組まれてらっしゃいますよね。
まなせ「今も継続していて、朝ご飯は奥様に美味しい健康的な食事を作ってもらって。ずるい、あんなに美味しいご飯毎日食べられるの。今卵って高いじゃないですか、大家さん2つとか食べるんですよ！」
HARUKAZE「大丈夫、私1日卵6個だから勝ってるわ！」
――そんなに食べるんですか？
まなせ「それはお金持ちすぎるよ、お金ないよ今」
――ほら、はるかさんは資産家だから。
HARUKAZE「ビル持ってるんで」
まなせ「ビル持ってますんでね。卵とビルで勝ちだ、これは勝ちだ！私このカードが決まったときすごい嬉しくて。はるかさんがベルトに挑むというカードに入ったことが本当に嬉しくて。ガンジョのメンバーのカードもどんどん決まっていく中で、その一番最後にこのカード発表されたんですよ。そりゃそうだよね、ベルト戦だもん！って思って。はるかさん頑張って！ってすごい思った」
――しかも今回、このカードは1組のチームが誰かをフォールしたりギブアップを奪ったら終わりというわけじゃないんですよね。
HARUKAZE「そうなんですよ！」
まなせ「でもこの中で一番打たれ強いのはるかさんだと思ってるから、最後まで残ってください！この人いないとガンジョないですからね。ガンジョレジェンド！」
HARUKAZE「いやわたし本当にね、忍耐力マジであるんで。サバイバル、逆にラッキーです。どんな手を使ってでも残ってやろうと思って」
――若手のときから粘り強かったですもんね。やられてもやられても絶対負けないぞという、本当にすごかったですよね。そういえばこちらで特訓もされましたよね？
▼特訓動画はこちら
HARUKAZE「そうなんですよ、懐かしいですね。5年前に」
まなせ「すごいアクティブですね」
※懐かしの特訓場所での一枚
――そういう特訓も一緒にさせていただいたので、タッグ王座についた姿をぜひ見せていただきたいなと思いますね。
HARUKAZE「本当に集大成を大田区で見せたいと思いますので、みなさんマジで観に来てください！」
⇒次ページ（恒例のガンプロメンバーの意気込みメッセージ紹介）
⑥参戦選手：大会へ向けての意気込みメッセージ
――そして今回もまなせさんが出場選手の大会へ向けてのメッセージを持ってきてくださっています。
まなせ「どの順番がいいかな。じゃあいただいた順で…。石井（慧介）さんが一番最初だな」
HARUKAZE「やる気すげぇな」
まなせ「あんまり出さないんですけど、持ってる気持ちがすごい強くて」
――石井選手は、前回も一番最初じゃなかったでしたっけ？
まなせ「そうかも」
――それもあって生真面目というか、すぐに行動してくれる誠実な方という印象がありますね。
まなせ「でもヤバイ人なんで。はるかさんのことすぐに外に投げようとするから」
HARUKAZE「わたし投げられがちじゃん（笑）」
まなせ「そんな投げがちな石井さんから」
石井：7月9日は16年前にDDTに入門した日。そしてこの日はデビュー15年を迎えて最初の試合。対戦カードの相手5人とは同世代でもあり、さらに振り返るとヤングドラマ杯、若手通信、KO-Dタッグ、KO-D6人タッグ、KO-D無差別級戦、アジアタッグ世界ジュニア戦、インディージュニア戦と自分の短いわずかな歴史の中、重要なところで絡んでいる選手たちです。レフェリーはもちろん木曽さんですよね？今まで14年間の感謝の気持ちを込めて、そして自分の輝きたいという気持ちを込めてこの試合に挑みます。
まなせ「泣いちゃう、なんか…。これ私の声じゃなかったらもっと胸打ってたね」
HARUKAZE「そんなこと（笑）」
まなせ「そして次は冨永（真一郎）ちゃんですね。『お疲れ様です、よろしくお願いします』あ、ごめんなさい違うところ呼んでました（笑）」
冨永：対戦相手もパートナーも同年代、テーマの濃いカードを組んでもらったと思ってます。この大舞台で突き抜けることができれば、僕はガンプロの中心に近づけるはずだ。
HARUKAZE「え、狙ってんの？」
まなせ「そう。石井さんと同じカードなんだけど、あまり前にガンガンいかないですけど、内側の変態がバレてほしいって思ってます」
――内に秘めた想いがメッセージに詰まってますね。
まなせ「そして次は宗ちゃん（中村宗達）」
中村宗達：僕は大田区で高梨（将弘）さんと試合をします。一度マットプロレスで試合をして負けてしまっているので、この大舞台でやり返したいです。そして僕と高梨さんは千葉の市川出身です。同じ地元市川出身で、世界でプロレスをしている高梨さんから試合を通して、奪えるものは全て奪って勝ちたいと思います。
まなせ「宗ちゃんはね、この大会でのタイトルマッチをかけた試合で（木髙）イサミさんとシングルをしたんですけど、めちゃめちゃいいシングルだったんですよね」
HARUKAZE「泣いちゃったもん、感動して」
――大舞台で自分の力を発揮できていっているという実感もあるんでしょうね。
HARUKAZE「だからこの試合も絶対いい試合になる」
まなせ「やっぱ宗ちゃんは、私たちガンプロの希望といいますか、夢というか、そういうものが詰まっている選手なので。はい、楽しみにしましょう！そして次は勝村（周一朗）選手です」
勝村周一朗：大田区で（スピリット・オブ・ガンバレ世界）タッグ王座に挑戦します。総合格闘技時代に同門だった和田拓也とここで再会して組むのも運命。さらにシュート（ボクシング）の王者とキング・オブ・パンクラシストがタッグを組むのはおそらく史上初でしょう。これが王者・佐藤光留と前口太尊じゃなきゃ実現しなかったことだと思います。格闘技出身の4人でしかできない予測不能な激しい戦いになるはずですので、ぜひ会場でご観戦してください。よろしくお願いします！
――削り合いの試合になりそうですね。
まなせ「ここちょっとハードになりそうですよね。この勝者とHARUKAZEさんんのところの勝者が次のタイトルマッチですもんね。次は大家さんです、すっげぇなげぇ…。」
HARUKAZE「さすが」
※2022年6月撮影
大家健：ガンプロを旗揚げして10年経ちました。旗揚げ時代の所属は俺1人、今成、翔太、冨永はレギュラー参戦はしてくれていたものの10年経って、こんなに所属が増えるなんて思ってもいませんでした。今回の大会は俺がセミでもメインでもないけど、それは選手層が厚くなった証拠であり、ガンプロを引っ張っていくという気持ちを持った所属選手が増えたということ。選手・大家健としては悔しいけど、ガンプロの代表・大家健としてはとても頼もしい気持ちでいっぱいです。前回の後楽園で、渡瀬と石井は最高の試合をやってくれた。俺は、チャンピオンとして渡瀬がメインイベントを『これがガンプロ』という試合をして勝って大田区大会を締めてほしい。もちろん俺も自分の試合に勝って、タッグベルトに挑戦するつもりだ。ガンプロ年間最大のビックマッチ、天下分け目の大勝負ではありますけど、祭りでもあります。俺たちガンプロがプロレス界のみならず、この世の中の全てを盛り上げて世界中を元気にします。よろしくお願いします。
――いやぁ、いつもながら熱いメッセージですね。
HARUKAZE「なんかパパって感じ」
まなせ「ちょっとパパですよね、さすがですよ。そして翔太さん」
翔太：私は史上最高を常に更新し続けている自信があります。それはきっと同じカードに揃った他の5人もそう。我々世代の現在進行形、そして過去最高の戦いを大田区総合体育館でお見せします。遅れてごめんなさい、よろしくお願いします。
まなせ「優しい…、優しい！お、渡瀬来ました！メインイベント」
※2022年6月撮影
渡瀬瑞基：もう自分の試合のことだけ、勝つことだけを考えちゃいけないんだと大田区のメインが決まってから思い知らされました。興行の全体、ガンプロの全選手の試合、新人がどういう気持ちか、どうしたら大会が成功したと言えるのか、チャンピオンとして考えるようになった。木髙イサミがそれを背負い続けて戦ってる偉大さゆえに、木髙イサミのことを考えるから、背を向けていたのか。ここまでのプレッシャーを感じたことがないけど、毎日進めているのは応援してくれるUniverseがいるからです。ウナギ・サヤカが言いました。いい試合をしてお客さんが来る時代は終わったと。確かにだったらガンプロは毎回超満員札止めです。対戦相手だけではなく全てを乗り越えたら渡瀬瑞樹は、ガンプロは、もっともっと上のステージに行けるし連れていける…じゃなくて、みんなで一緒に行きましょう。大田区総合体育館を踏み台にして。みんなのご来場応援待ってます！木髙イサミを超えるぞ！
――なるほど。チャンピオンとしての意識が高い発言になってきましたね。
まなせ「やっぱちょっと変わってきましたよね」
HARUKAZE「もうマイクめちゃめちゃ熱いんですよね」
――やっぱ坊主になってから一皮向けましたよね。そこから心の置き方が変わったというか…
まなせ「サイバーファイトフェスでね。わたし渡瀬と大家さんと組んで、イラプションと試合したんですけど負けてしまったんです。ガンプロが。それでなんかハサミで自分の髪切って、そこで気合入れたって言って。そこからの渡瀬がもうどんどんどんどんチャンピオンにまで上り詰めて。やっぱあのときね、一緒に試合できてよかったなと思って。渡瀬頑張ってね！そして今成さん。まだ対戦カードが決まってないんですけどね」
※後日、スペシャルシングルマッチとしてエル・リンダマンとの対戦が発表された。
今成夢人：僕もエル・リンダマン選手も共に身長が170cm満たないサイズではありますが、共に大きな夢を持っている二人だと思っています。カラダのサイズ以上の存在感を持っているリンダマン選手と肉体、精神をぶつけあえる。極上の一戦に自分の存在証明を賭けます。
――今成選手は、もうどの試合においても自分の仕事を十分発揮されるようなバイプレーヤーなんて、期待にたがわない仕事ぶりを発揮してくれそうですよね。
まなせ「どんなカードになってもやったろう！ということだと思います」
HARUKAZE「絶対面白くなる！」
――本当にこの『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ』、去年もそうでしたけどガンプロの年間最大のビックマッチということでみなさん気合の入り方も違いますよね。今日来ていただいたHARUKAZE選手もタッグマッチ挑戦権をかけた試合もありますし。
HARUKAZE「本当絶対（挑戦者に）なるんで、マジで観に来て！本当に」
――先ほどご自身でもおっしゃてましたが、やはり集大成ということで。プロレスもお笑いも今とても輝いてらっしゃいますよね。
HARUKAZE「もう私、ワクワクが止まらなくて。大田区観に行ったら、みんなもそういう気持ちになって、明日から頑張っちゃおうかなって絶対思えるんで。もうね、絶対来た方がいいよ」
――ガンプロの大会は、多幸感に包まれる…
HARUKAZE「そうなんですよ！」
――そこが他団体さんともちょっと違いますよね。暖かさというか、そういうところをすごく感じられる。
まなせ「なんでなんですかね。試合自体は結構バチバチしてるでしょ、ガンプロって」
――みなさんの絆みたいなものをファンのみなさんが感じ取ってるからじゃないかなと思います。
HARUKAZE「来てくれたお客さんがみんな『来てよかった』って言ってくださるんですよ、本当に」
――ですのでぜひこの機会、7月9日東京・大田区総合体育館『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ』に皆さんご来場いただけたらと思います。
⑦大会に向けてメッセージ
――では最後にHARUKAZE選手、メッセージをお願いします。
HARUKAZE「今回、大田区総合体育館でガンプロがビックマッチということで。これはもう当たり前のことじゃなくて、与えらえたもうすごいいいチャンスでもあるし、次なんていつあるかなんか分からないんですよ。だからこの日を観に来ないと、逆に損すると思います。本当にガンプロのメンバーたちの盛り上がり方が今めちゃめちゃすごいんですよ！」
まなせ「選手のグループLINEがあるんですよ」
HARUKAZE「盛り上がりが尋常じゃなくって」
まなせ「何が出来るかってね」
HARUKAZE「もう絶対に今まで見たことのないような大会にして、この夏で一番暑い日になることも確定しているので。絶対みなさん、生で観に来てください！お願いします」
――そして今回『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ』の特任ガンバルマネージャー、GMとなったまなせゆうな選手からもお願いします。
まなせ「はい！特任ガンバルマネージャーになれた、まなせゆうなです。早く行きたい、SEKIGAHARAにって思っております。あと私ガンジョのGMもやっているので、本当はガンジョの女の子の試合全部を言いたいんですけど…。それは本人たちに言ってもらいたいと思うので、ちょっとまたお願いします」
――はい、全力でサポートさせていただきたいと思います。
まなせ「ありがとうございます。こうやってプロレスTODAYさんはガンプロをすごくすごく応援していただいているので、その頑張れってしてくれた気持ちを、ガンプロのみんなは応えてくれるのを私は知っているので。みんなの気持ちがちょっとでも多くの人に届けられるように、GMとして何か発信したいし、何かちょっと一緒に考えてほしいです…」
――なにか合同で楽しめるような企画が出来たらいいですよね。ぜひ企画します！まなせさんの復帰企画もしたいですし。
まなせ「そして『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ』待ってますので、みなさんどうぞ来てください！よろしくお願いします！」
＜インタビュアー：山口義徳（プロレスTODAY総監督）
大会名：『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ』
日時：2023年7月9日(日) 開場13:00開始14:00
会場：東京・大田区総合体育館
■対戦カード
▼メインイベント～スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合
＜王者＞渡瀬瑞基 vs 木髙イサミ＜挑戦者＞
※第4代王者5度目の防衛戦。
▼スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ選手権試合
＜王者組＞佐藤光留＆前口太尊 vs 勝村周一朗＆和田拓也＜挑戦者組＞
※初代王者組2度目の防衛戦。
▼スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ王座次期挑戦者決定
サバイバル4WAYタッグマッチ
大家健＆羆嵐
vs
ハートリー・ジャクソン＆HARUKAZE
vs
藤田ミノル＆下村大樹
vs
岡田剛史＆神崎ユウキ
※4チームが同時に闘う4WAYタッグマッチにておこなわれますが、1チームが勝った時点で終了ではなく、最後の1チームになるまで闘い抜くサバイバル形式にて争われる。
▼スペシャルシングルマッチ
今成夢人 vs エル・リンダマン
▼YuuRI＆稲葉ともか vs 彩羽匠＆桃野美桜
▼長谷川美子 vs 高瀬みゆき
▼リアラ vs ウナギ・サヤカ
▼石井慧介＆入江茂弘＆高尾蒼馬 vs 彰人＆翔太＆冨永真一郎
▼中村宗達 vs 高梨将弘
◆大会詳細は公式サイトにて
