G7広島サミット 首脳が記した芳名録 一般公開で調整 8月6日「原爆の日」までには実現へ

G7広島サミットで、各国の首脳たちが原爆資料館でメッセージを記した芳名録が、この夏にも一般公開される見通しです。

広島サミットでは、初日の5月19日に各国の首脳たちが原爆資料館を見学し、芳名録にメッセージを全員が直筆で記帳しました。

関係者によりますと、これらの芳名録をことし8月6日の「原爆の日」までには一般公開できるよう、調整が進められているということです。

展示する場所は平和公園内の施設で、広島国際会議場などが候補に挙がっています。

芳名録には、アメリカのバイデン大統領が「世界から核兵器を最終的に、そして永久になくせる日に向けて、共に進んでいきましょう」と記帳しました。

またフランスのマクロン大統領は「平和のために行動することだけが、私たちに課せられた使命です」とー。

イギリスのスナク首相は「私たちが、心と魂を込めて言えることは、繰り返さないということだ」と記しています。

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