エンゼルス完封負けで2連敗 大谷7回12奪三振1失点の好投も実らず

【ドジャース2-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先発の大谷翔平が7回101球を投げて被安打5、与四球2、奪三振12、失点1の好投を見せたものの、ブルペンゲームで挑んだドジャースの細かい継投の前に打線が封じられ大谷を援護できず。0対2で敗れてこのカードを2連敗で終えた。ドジャース2番手のビクター・ゴンザレスが2勝目(2敗)をマークし、7番手のエバン・フィリップスは9セーブ目を記録。大谷は防御率が3.29から3.16に良化したものの、悔しい3敗目(6勝)となった。

この日の大谷は立ち上がりから快調な投球を披露。1回表はドジャースの上位打線から2つの三振を奪い三者凡退に切って取ると、3回まで1安打6奪三振の快投。4回表にフレディ・フリーマンの14号ソロで先制を許した後も、二死1・2塁のピンチを三振で切り抜けるなどこれ以上の失点を許さなかった。大谷がこの日記録した12奪三振はエンゼルスの先発投手としては対ドジャース1試合最多記録。しかしながら味方打線がわずか2安打に封じられてしまい、好投は実らなかった。勝利したドジャースは今季リリーフ防御率メジャー29位のブルペン陣が奮闘。完封リレーと2本のソロホームランで難しい試合をものにした。

打者としては「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、四球、レフトフライ、サードフライ、センターフライで3打数ノーヒット。バットで自身を援護することができず、2試合で8打数ノーヒットと前のカードまでの好調から一転してピタリと当たりが止まってしまった。今季の成績は打率.292、OPS.993。次のカードは移動日を挟んで“打者天国”クアーズ・フィールドでのロッキーズ戦が控えており、ここで打棒を取り戻したいところだ。

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