ジャイアンツがパドレス下し10連勝 ダルビッシュ勢い止められず

【パドレス4-2ジャイアンツ】@オラクル・パーク

ジャイアンツは両チーム無得点で迎えた5回裏に5安打を集めて4点を先制すると、終盤のパドレスの反撃を継投リレーでかわして4対2で勝利。日本時間6月12日から続いている連勝はついに10の大台に到達した。ジャイアンツの2番手で4イニングを投げたショーン・ジェリーが2勝目(1敗)をマークし、6番手のカミロ・ドバルが20セーブ目を記録。パドレス先発のダルビッシュ有は6敗目(5勝)となった。

2試合連続のサヨナラ勝利と勢い止まらぬジャイアンツは、ダルビッシュの前に4回まで二塁すら踏めない状況だったものの、5回裏に集中打で打開した。先頭のルイス・マトスがヒットと盗塁でチャンスを切り開き、さらに単打と四球で満塁のチャンスを作ると打線が点火。ブランドン・クロフォードの犠牲フライ、ジョク・ピーダーソン、マイク・ヤストレムスキー、J.D.デービスの3連続タイムリーで一気に4点を奪って見せた。パドレスも6回以降ジャイアンツを無得点に抑えると、7回、8回に1点ずつを返すなど終盤にようやく反撃を見せたものの、5回の失点が重くのしかかった。

好調ジャイアンツの勢いを止められなかったダルビッシュだが、失点した5回以外は素晴らしい投球を見せた。初回にいきなり連続三振を奪い三者凡退に切って取る完璧な立ち上がりを見せると、4回まで1安打5奪三振の好投。6回裏一死2塁のピンチも切り抜けるなど修正力も発揮し、6回被安打7、与四球2、奪三振6、失点4の内容でまとめたが、チームに勝利をもたらすことはできなかった。今季の防御率は4.84となっている。

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