津山市内の飲食業有志、大田のザヒルズハウスツヤマで初の情報交換会

津山市内の飲食業有志が、地元にある良質な食材や魅力的な食文化をともに発信するために結び付きを強めようと、23日、食事を兼ねた初の情報交換会を大田のザヒルズハウスツヤマで開いた。
和食・わらうかど(山北)料理長の大前輝伽子さん(45)、イタリア料理・オカヤマテーブルテラなどを経営するイロドリ(志戸部)社長の寺阪渉さん(33)が企画。現時点で具体的な活動計画は立てず、グルメ目当てに地域外から多くの人が訪れる方法などを交流しながら模索したいとしている。
この日は、ステーキや中華料理なども含めて9店舗の約20人が参加。総社市から野花愛好家を招き、ヤブカンゾウとナスの炒め物、ジュズダマを使ったスープなど、様々な野草料理を味わいながら多分野の料理人たちが親睦を深めた。
寺阪さんは「同じ料理を食すのでも感じ方や捉え方が人それぞれ異なり、それだけで刺激になったのではないか。今後、食を学ぶ高校生や大学生も巻き込んだりして皆で地域を変える一歩を踏み出したい」と話した。

食材や食文化の発信に向けて情報交換した飲食業有志

© 津山朝日新聞社