6月18日の「成田市文化財保護デー」にちなみ、成田山新勝寺では6月22日、毎年恒例の消防訓練が行われました。
訓練は国指定重要文化財の釈迦堂内のローソクが倒れて出火し、ほかの建物に延焼する恐れがあるとの想定で行われ、成田市新勝寺の自衛消防隊や地元の消防署など約110人が参加しました。
参加者たちは参拝者を避難させたり、重要な書類や仏具を運びだしたりするなど、一連の対応を確認しました。
また、建物の延焼を食い止めようと自衛消防隊による一斉放水も行なわれました。
「成田市文化財保護デー」は1965年の6月18日、七代目市川團十郎が奉納した額堂が放火によって失われたことにより制定されました。
成田山新勝寺では毎年この時期を含め、年4回消防訓練を行っています。