「日本博を契機とした障がい者の文化芸術フェスティバルin中国・四国ブロック」が鳥取県倉吉市で開かれた

「日本博を契機とした障がい者の文化芸術フェスティバルin中国・四国ブロック」が鳥取県倉吉市で開かれた。津山地域のダウン症児でつくるダンスユニット「ダックスターズ」が出演し、息の合ったパフォーマンスを披露した。
ステージ発表では中四国各県の推薦団体と鳥取県内の公募団体が、それぞれ歌や演奏、ダンスなどを発表した。ダウン症児親の会あひるの会のメンバーでつくるダックスターズは岡山県の推薦を受け、7人が出演。練習の成果を発揮してリズムに乗せた軽快なステップを踏むなど、計3曲を踊りきった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で実施し、ステージの様子はインターネットで生配信された。
その場でのインタビューにメンバーたちは「音楽に合わせて楽しくできた」「これからもしっかり体を動かして頑張りたい。みなさん応援してください」と答えていた。
障害者が発信する文化芸術の祭典として、文化庁、障害者の文化芸術活動を推進する全国ネットワークなどが開いた。


ダンスを披露するダックスターズ

© 津山朝日新聞社