6月定例県議会は6月22日、代表質問が行われました。
この中で熊谷知事は、東京湾アクアラインの渋滞対策 として、時間帯別料金を試験導入する「社会実験」の狙いを説明しました。
千葉県 熊谷俊人 知事
「社会実験では通行料金によってアクアラインおよび、東京湾周辺の道路ネットワークにおいて、時間帯ごとの交通量や渋滞状況がどのように変化し、交通の円滑化が図られるのかを調査していく」
これは熊谷知事が、自民党の代表質問で東京湾アクアラインの渋滞対策を問われ、答えたものです。
アクアラインの渋滞対策として、千葉県は7月22日から土日・祝日の上り線で、時間帯別料金を試験導入します。
ETCを搭載した普通車の場合、現在は800円ですが、混雑する日中は1200円とする一方、夜間は600円とします。
熊谷知事は、今回の試験導入について、まず、時間帯ごとの交通量や渋滞状況がどう変化するかを調査すると説明しました。
さらに、県外からの観光客の行動について、カーナビの位置情報も活用しながら滞在時間の変化や周遊ルートなどを把握していくとし、次のように述べました。
千葉県 熊谷俊人 知事
「今後はこれらの調査・分析結果について周辺地域の関係者の意見も踏まえ評価するとともに、交通の円滑化が図られより多くの人たちに千葉県に来て 長く滞在してもらうなど、アクアラインの効果が最も発揮できるよう取り組んでいく」