中学校部活動の地域移行・連携に向け 香川県教委が情報共有などを行う協議会設置

中学校の部活動の地域移行や地域連携に向け、香川県教育委員会は関係者で情報共有などを行う協議会を設置しました。

協議会には県や市・町の教育長やスポーツ活動の団体関係者ら約60人が参加しました。

国が2023年度から3年間を「改革推進期間」と定めたことなどを受けて設置されたもので、自治体単位ではなく県や関係者も一緒に情報共有することが狙いです。

22日は出席者から「生徒数の減少により部員が減っていて、試合に必要な人数が足りない」などの現状が報告されました。

また「教員に代わって指導できる人材を集めるのが難しい」や「他校と合同で練習することになると、学校への移動手段を考える必要がある」などの意見が出ていました。

協議会では今後、2カ月に1回ほどのペースで集まり、地域の実情に合わせた地域移行や地域連携に向けて解決策を探るということです。

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