【推しの子】“かな推し”激増中!?なんて真面目で優しくていい子なんだ…最終回も見逃せない

6月21日、アニメ『【推しの子】』(TOKYOMXほか)第10話が放送。

アイドルとして再出発する元有名子役・有馬かなの心情が丁寧に描かれ、注目を集めています。

『【推しの子】』キービジュアル(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

■【推しの子】は有馬かなを推すしかない?なんて真面目で優しくていい子なんだ…!

(※以下、ネタバレを含みますのでご了承の上お読みください)

いよいよ新生アイドルグループ・B小町としてアイドルフェスに出演することになった星野ルビー、MEMちょ、有馬かなの3人。

しかし、かなは未だ子役時代の栄光と転落の過去に引きずられ、なかなかアイドル活動に前向きになれません。

グループのセンターを誰にするかで、ルビーとMEMちょは3人の中で最も芸歴が長く、最も歌が上手いかなを選びます。

ところが、かなは昔、必死で歌を練習してCDを出したにもかかわらず、全く売れなかった過去が。

そんな過去を「おしっこ漏れちゃうぐらい売れなかったんだから」と表現するほど、彼女にとっては相当トラウマになっているよう。

ルビーやMEMちょがセンターをすすめても「全然アイドルやれる気しない。センターなんてもってのほか」「私なんかがいるべきポジションじゃない」と頑なに拒否してしまうのです。

■子役時代のトラウマに引きずられるかなに、ルビーが放った一言

かなって、”超”がつくほど真面目で責任感が強いんですよね。

B小町での活動に自信がないのも、ルビーやMEMちょに「失敗させたくない」という強い思いがあるから。

そして、子役時代からたくさんのスタッフと一緒に酸いも甘いも経験してきたため「私の肩にはいろんな人の仕事が乗っかってる。私がコケたら全員がコケる」とプレッシャーを感じてしまうのです。

アイドルフェス本番前も「そうだ、私がどうにかしなきゃいけないんだ」と、プレッシャーと緊張でがんじがらめになってしまうかな。

表向きは平静を装いますが、ルビーの目はごまかせず、緊張をしっかり読み取られてしまいます。

そんなルビーがかなに放った一言が、かなの心に光を与えることに。

それは「私にとって先輩はただの小娘だから。可愛くて努力家な、どこにでもいるただの新人アイドル」というもの。

これまでかなは「みんな子役時代の私を見て、今の私を見てくれる人はいない」と、チヤホヤされた子役時代と今とのギャップに悩んできました。

しかし、ルビーはかなの子役時代のことは気にせず「ただの新人アイドル」と、今のかなのことをフラットに見てくれたのです。

■“かな推し”激増中?最終回も見逃せない!

そして「コケて当たり前!楽しく挑もうよ!」と明るくかなを元気づけるルビー。

ルビーの一言で、かなも決心がついた様子。ステージ衣装に着替えたかなが「私は新人。新人アイドル、有馬かな!」と自分に言い聞かせるところでエンディングとなりました。

第10話放送終了後、ネット上では「新人アイドル有馬かな今週も最高でした」「あなたのファンならここにいるよ!って思いながら見てた」「有馬かなを全力で推します」との声が上がっています。

真面目で、強がりで、他人思いのかな。思わず応援せずにはいられなくなってしまいます。

来週はいよいよ最終回。

B小町がアイドルフェスでどんなステージを見せてくれるのか楽しみですね。

【番組情報】
【推しの子】
https://ichigoproduction.com/

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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