が~まるちょばのパントマイムで何が聴こえ何が見えるか?ライブで実感を!

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東海ラジオ『OH! MY CHANNEL!』(月~金13:00~16:00 DJ大前りょうすけ)6月20日の放送に、パントマイム・アーティスト、が~まるちょぱのHIRO-PON(ヒロポン)がゲスト出演した。が~まるちょばは、現在、HIRO-PONひとりで活動している。7月15日には、名古屋のウィンクあいち大ホールでライブを行う。

HIRO-PONは「(パントマイムなので)普段は話さないが、ラジオで話さないわけにはいかないので」と、DJ大前りょうすけを相手に極めて饒舌だった。ただ「基本的に人見知りで、しゃべるのが苦手なので、パントマイムを始めたというのも事実」だそうだが「普段しゃべらないのでストレスが溜まっているのかも」とも話した。

そして「リスナーの中には、まだ2人でやっていると思っている人が多いかもしれないが、今はひとりでやっている。1回の舞台で2時間、内容によっては2時間以上演じることもある。前半は短いストーリーものをいくつかやって、休憩挟んで後半は、1時間もののひとつのストーリーをひとりで演じる」とのこと。

さらに「(トレードマークの)モヒカン姿は最初の10分ぐらいで、あとは、カツラをつけて衣装を変えて、いくつのもキャラクターを演じて、ストーリーを紡いでいく。言葉を使わないから、言葉で説明することができないし、見てもらうしかないんだが、たぶん、ひとりでやる人は、世界でもほかにいないんじゃないかな」と続けた。

また「もちろんコメディーなので笑えるが、最後にちょっと心に触れるというか、客席から泣き声が聞こえたりして、ちょっと温かいものを持って帰ってもらうような内容」と話した。パントマイムを始めて30年以上経つというHIRO-PONだが「ライブに、今でも新しいお客さんがたくさん来てくれる」そうだ。

これまで海外での公演も多い。日本と海外との反応の違いを訊かれると「欧米の人たちは、自己表現が大きい。おもしろくないと思ったら、途中でも帰る。おもしろいと思ったら、周りを気にせず手をたたいて大笑いする。日本は礼儀正しいというか、細かいところに気づいてくれて、そこを楽しむという感覚があると思う」と分析。

そして、パントマイムの舞台について「演者は自分しかいないが、お客さんにはいろんな登場人物が見えてくる。人間にはそういう力がある。なぜ、パントマイムでは言葉やセットを使わないか、そこには意味がある。お客さんにイメージする力があるから。100人にいたら100通りのセリフが聴こえ、100通りの背景が見えてくる」

「そこには、世代も人種も性別も関係ない。見えているものが違っても成立する空間がある。お客さんがそこの空気を作る。お客さんが自分をステージで生かしてくれる。舞台、ライブは、お客さんと一緒に作り上げていくもの。だから、言葉以上のものが伝わるのだと思う。見なきゃわからない。言葉は使わないが、心の声は漏れてます」とも話した。「が~まるちょば シネマティック・コメディー JAPAN TOUR 2023」名古屋公演は、7月15日(土)17:00~ ウィンクあいちで開催。

OH! MY CHANNEL!

放送局:TOKAI RADIO

放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~15時00分

公式Twitter

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