ジェコの新天地はフェネルバフチェに決定! クラブが公式SNSで現地入り発表

[写真:Getty Images]

フェネルバフチェがボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(37)の獲得に成功した。

【写真】ジェコがイスタンブール到着

同クラブは22日、「世界的に有名なストライカー、エディン・ジェコはメディカルチェックをパスし、移籍交渉を完了するためにイスタンブールを訪れた」と、公式SNSでベテランストライカーの到着を明かした。

なお、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、ジェコは2025年までの2年契約を結び、年俸は400万ユーロ+ボーナス100万ユーロの総額500万ユーロ(約7億8000万円)を受け取ることになるようだ。

これまでブンデスリーガやプレミアリーグ、セリエAを渡り歩き、ヴォルフスブルク、ローマ時代には国内リーグ得点王にも輝いたジェコ。

2021年夏からはインテルに移り、今季はアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが軸となる2トップのポジションで、ベルギー代表FWロメル・ルカクと出場機会を分け合いながら、公式戦52試合で14得点5アシストと健在ぶりをアピール。チームのセリエA3位フィニッシュに、コッパ・イタリア連覇、チャンピオンズリーグ(CL)準優勝に大きく貢献した。

しかし、依然として財政面に問題を抱えるクラブにおいて高年俸のベテランストライカーの延長交渉は難航を極め、最終的に破談に終わった。

新天地に関してはヨーロッパ5大リーグのクラブに加え、ビッグネームを乱獲するサウジアラビアの複数クラブからの関心も伝えられたが、同じくローマのOBであるヴィンチェンツォ・モンテッラ氏の招へいに迫るフェネルバフチェでの挑戦を選択した。

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