元イングランド代表DFの新居建設予定地で絶滅危惧種が発見!工事が1年延期に

[写真:Getty Images]

ウェストハムの元イングランド代表DFアーロン・クレスウェルの新居で驚きの事実が発覚した。イギリス『サン』が伝えている。

【写真】とっても可愛らしい!絶滅危惧種のキタリス

2014年からウェストハムでプレーするクレスウェル。本来のポジションは左サイドバックだが、2010年ごろからセンターバックでもプレーするようになると、今シーズンも公式戦38試合に出場。58年振りの欧州タイトルとなるヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)優勝にも貢献した。

そのクレスウェルは、2022年2月にマージーサイド州フォームビーの物件を取り壊し、映画館やプレイルームもついた新居を400万ポンド(約7億2000万円)で建設する許可を得ていたという。

しかし、クレスウェルの新居の周辺一帯は、ナショナルトラストが定める絶滅危惧種のキタリスの保護区に隣接しており、キタリスの生活の邪魔をすることは違法とされているという。

そして、新居の建設中にキタリスの存在が見つかり、繁殖期が終わるまで工事は中止され、およそ1年延期となったようだ。

『サン』によると、キタリスはここ数十年で個体数が激減。今ではイングランド北部、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの一部にしか生息していないという。

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