遠藤航、日本代表の“新キャプテン就任”で全選手に求めた「大事にしてほしいこと」

日本サッカー協会(JFA)は12日、MF遠藤航が日本代表の新キャプテンに任命された際の模様を公開した。

日本代表は吉田麻也が2018年ロシアワールドカップ以来キャプテンを務めてきた。

ただカタールワールドカップ後に吉田がメンバーから外れ、3月の試合では遠藤がその代理に。今月、正式にキャプテンに任命された。

ミーティングで抱負を語った遠藤は「特別な想いと感慨深い想いがある」と喜びを口にしたうえで、「大事にしてほしいこと」として全選手に以下のように呼び掛けた。

遠藤航

「代表はこれからワールドカップで世界一を目指していくチームになったけど、選手はまだ次のワールドカップに出られるというのは誰も決まったわけではない。競争していかなければいけない。

大事にしてほしいことというのは、ここに来たからには年齢が若いだとか、ベテランだとか、初めてここに来ただとか、一回入れなくてまたここに来ただとか、そういうのは関係ない。

ここに来てチームの一員としてプレーするのであれば、ワールドカップで優勝するたけに何をしなければいけないのかを一人ひとりが考えながら行動して、遠慮せずにいろんな意見を言い合っていければいいと思う。

みんなで良いチームを作っていきましょう」

年齢や立場に関係なく、互いの意見を言い合ってチームを高めていこうと語っていた。

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なお、遠藤によればキャプテン就任は3月に行われた代表戦の終わり頃に伝えられ、最終的な決定が今回のタイミングになったとのこと。

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