去就不透明なギャラガー、ドルトムントが“ポスト・ベリンガム”として関心か

[写真:Getty Images]

ドルトムントがチェルシーのイングランド代表MFコナー・ギャラガー(23)の獲得に関心を示しているようだ。

今季のプレミアリーグを12位で終えたチェルシーは、今夏の移籍市場でスカッドの大刷新を開始。すでにフランス代表MFエンゴロ・カンテ(32)のアル・イテハド加入が発表されたほか、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチ(29)、ドイツ代表MFカイ・ハヴァーツ(24)、モロッコ代表MFハキム・ツィエク(30)、セネガル代表GKエドゥアール・メンディ(31)、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(31)らの退団も秒読みとなっている。

そんな中で、ギャラガーの去就も不透明に。下部組織出身の選手はクラブからの退団を熱望するわけではないものの、安定した出場機会を求めており、クラブも適切なオファーがあれば耳を傾ける用意がある模様だ。

イギリス『デイリー・メール』によると、こうした状況を受けてドルトムントがギャラガーへの関心を強化。ドルトムントは今月にイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)のレアル・マドリー移籍が発表されており、クラブは現在後継者を探している。

ニューカッスルやリバプールからの関心も囁かれるギャラガーについて、チェルシーは移籍金を5000万ポンド(約90億円)に設定。それでも、ベリンガムの売却で財政が潤っているドルトムントは、獲得に動く可能性がある模様だ。

ギャラガーは今季レンタル先のクリスタル・パレスから復帰すると、公式戦45試合に出場して3ゴール1アシストを記録。ただし、プレミアリーグでの先発は18試合にとどまり、絶対的な主軸には定着できなかった。

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