【ワシントン共同】米商務省が22日発表した1~3月期の外国とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の赤字額(季節調整済み)は2193億ドル(約31兆1千億円)で、前期より1.5%増えた。配当や利子といった第1次所得収支の黒字の減少などが、赤字幅拡大につながった。
第1次所得収支の黒字は17.8%減の312億9600万ドルだった。モノの赤字は4.0%減の2631億4100万ドル。サービスの黒字は621億4500万ドルで、2.5%増えた。
経常赤字の国内総生産(GDP)に占める比率は3.3%で、前期からほぼ横ばいだった。